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  1. 静岡市議会 2022-10-04
    令和4年 観光文化経済委員会 本文 2022-10-04


    取得元: 静岡市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-18
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                 午前10時開議 ◯平井委員長 ただいまから、観光文化経済委員会を開会します。      ────────────────────────────── 2 ◯平井委員長 初めに、災害復旧に全力で当たっている当局の皆さんに、深く感謝申し上げます。      ────────────────────────────── 3 ◯平井委員長 審査に先立ち委員の皆さんと説明員の皆さんにお願いしますが、委員会記録作成の関係から、発言の際は必ずマイクを使用して発言されるようお願いします。  また、新型コロナウイルス感染症予防のため、マスク着用のまま発言していただくようお願いします。なお、換気のため、窓は開けたままとしていただきますよう御協力をお願いします。  本日は、お手元の審査順序のとおり、観光交流文化局が所管する決算1件、議案2件の審査を行います。  また、台風15号の被災状況等についての報告があります。      ────────────────────────────── 4 ◯平井委員長 それでは、初めに台風15号の被災状況等について当局の報告を聞くことといたします。  なお、報告については聞きおくのみとします。 5 ◯岡村観光交流文化局次長 初めに、台風15号により被害を受けた方におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。  それでは、当局における台風15号による施設などの被害状況や対応状況、被害を受けた市民の皆さんへの支援について、御説明させていただきます。  まず、当局の所管施設の主な被災状況や対応状況についてですが、葵区及び駿河区の所管施設については、安倍川河川敷藁科川河川敷スポーツ広場において、河川の氾濫によりグラウンドの冠水やバックネットの破損などがあり、国土交通省の指示により当面の間、立入禁止となっており、西ケ谷総合運動場では、野球場及びテニスコートが浸水の影響により使用ができなくなっております。これらの施設については、早期の復旧工事着手に向け、準備を進めております。また、日本平動物園においては、園内の数か所で土砂崩れがあり、ローラースライダーオートチェアが当面休止となっております。山頂展望広場への立入りができない状況となっております。崩落箇所周辺は立入禁止とし、動物園は通常開園しておりますが、崩落等による二次災害を防ぐため、早期の復旧工事に向け、準備を進めております。  その他の所管施設については、24日における停電により、歴史博物館静岡市民文化会館中央体育館などが休館し、同日発生した土砂崩れによる通行止めなどにより梅ケ島キャンプ場などが臨時休業をしましたが、現在は通常営業しております。  次に、清水区の所管施設についてですが、由比・蒲原地区以外にある施設では、浸水や断水により、三保松原文化創造センター「みほしるべ」や清水文化会館マリナート清水総合運動場などの観光施設や文化・スポーツ施設が休館となり、三保松原観光駐車場など7か所の観光トイレが使用できなくなりました。水道の復旧に合わせ順次営業を再開しておりますが、断水期間中、桜が丘公園テニス広場など6か所のスポーツ施設日本平山頂、「みほしるべ」など、4か所の観光施設において仮設トイレを設置し、受入れ体制を整えました。  なお、この休館に伴い、マリナートでは、9月28日から30日の劇団四季の公演や清水日本平運動公園球技場における10月1日の清水エスパルスの試合などが中止となっております。そのほか、清水長崎新田スポーツ広場では、電気設備が浸水しテニスコートに汚泥が堆積しているため休場となっておりますが、早期の開場に向け、復旧作業に取りかかっております。由比・蒲原地区にある東海道広重美術館由比本陣施設由比体育館などの施設については、被害がなかったため、24日から通常営業しております。  次に、市内の文化財等の主な被害状況ですが、史跡小島陣屋跡において東側のり面が崩壊し、隣接する民家3件に土砂が流入しました。人的被害はありませんでしたが、家屋などに被害が出ており、被害を受けた住民の方々には、避難していただくとともに、土砂の撤去など復旧作業を進めております。  三池平古墳では、丘陵に亀裂が発生しており、立入禁止としております。また、臨済寺庭園清見寺庭園及び書院などにおいて、隣接する山林部の崩壊などにより土砂が流入したほか、史跡久能山の斜面の一部が崩壊しているなどの被害が出ております。被災した施設や文化財については、引き続き関係者と協議を進め、早期の復旧を目指しております。
     そのほか、市内の宿泊施設においては、葵区、油山地区において、土石流の流入などにより大きな被害が出ております。現在、旅館組合等を通じて市内全域の被害状況の調査を行っており、復旧に向けて、どのような支援が必要になるか、検討しております。  3つ目として、当局では、被害を受けた市民の皆さんに対し、局間連携はもちろん、民間の方々とも連携しながら支援を行っております。清水区民の皆さんに対し、無料で給水やシャワーを利用していただけるよう、ふれあい健康増進館ゆ・ら・らや南部体育館などの施設を開放しております。また、スポーツ交流やイベントの開催などを通じて築いた関係の中で、日本パラバドミントン連盟や民間の企業の方々から飲料水やウエットティッシュなどを寄贈していただき、被災された方々に配布させていただいております。さらに、静岡市国際交流協会と連携し、多文化共生総合相談センターにおいて外国人住民の皆さんからの相談に対応するとともに、給水所の場所や罹災証明の発行などについて、多言語や易しい日本語に訳し、フェイスブックやホームページで情報提供しているところです。今後も、一刻も早く日常の生活が取り戻せるよう取り組んでまいります。 6 ◯平井委員長 台風15号の被災状況等についての報告は、以上です。      ────────────────────────────── 7 ◯平井委員長 次に、決算審査に入ります。  認定第1号中所管分を議題とします。  それでは、当局の説明をお願いします。             〔当局説明〕 8 ◯平井委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。  発言の際には、決算書の番号、ページ数、項目等を述べていただくようお願いします。  それでは、質疑がありましたらどうぞ。 9 ◯島委員 それでは、質問させていただきます。  議案集4)、356ページの静岡型体験観光推進事業についてでありますけれども、大変すばらしい実績となっているのですけれども、これは何が要因であったか。また、今後、継続してさらに多くの観光客を獲得するためには、どういった計画を検討しているのか、教えていただけますか。 10 ◯福地観光MICE推進課長 静岡型体験観光推進事業についての御質問ですけれども、成績がよかった要因につきましては、教育旅行でしずおか体験教育旅行会員の施設を利用してくださった数ということになりますので、現在、コロナ禍において、修学旅行等教育旅行が、特に首都圏に計画していたものが、東京へ行かずに静岡へ行きましょうと、特に山梨県の学校がそういう動きをされているということが要因になります。ただ、山梨県の学校とか旅行会社にアンケート等ヒアリングしている中では、コロナが落ち着いたら、また、旅行先は東京のほうに行きたいよと、そういう意向を持っているところもあって、今後、減っていくリスクを抱えている状況にあります。それに対応するために、アフターコロナになっても静岡市を教育旅行に選んでいただけるように、今年度からやっている内容になりますけれども、本市を目的とした教育旅行をやっていただける旅行会社に対して、連れてきてくれた子供さんお1人に対して1,000円の補助金を支給するという事業を始めております。また、山梨だけではなく、関東圏、横浜市とか相模原市とか、あと近隣の県も含めて、新しいエリアをどんどん開拓していく必要もあると思っておりますので、近隣県の学校関係者に、教育委員会へ直接回ってPRしてくるとか、旅行会社を対象としたモニターツアーを実施するなど、そういった取組を今後、実施していく予定でおります。 11 ◯島委員 ありがとうございました。  続きまして、議案集4)、369ページの観光施設管理運営費についてでありますけれども、私は、常々、観光客に選ばれるためには観光トイレの維持管理ということが大変重要だと思っているのですけれども、現在の整備状況はどうなっているのか、教えていただけますか。 12 ◯福地観光MICE推進課長 観光トイレですけれども、当課では、主に観光地、三保地区とか丸子地区を中心に、市内に約20か所の観光トイレを設置して維持管理を行っております。 13 ◯島委員 ありがとうございます。ちなみに、子育て世代には、授乳室であったり、おむつ替えができる場所というのが、やはり、出かける先に必要不可欠となっているのですけれども、これについて、今の市内の観光施設にはどのぐらいの整備がされているのか、教えていただけますか。 14 ◯福地観光MICE推進課長 当課で所管しております施設は、由比の東海道広重美術館由比本陣施設あと清水地区のほうでは清水港船宿記念館末廣、それから興津の坐漁荘記念館になりますけれども、授乳室につきましては、専用の部屋を持っていないのですけれども、希望があれば、施設内で利用可能なスペースを用意して使っていただくというような対応をしております。それから、おむつ替え台についてですけれども、これにつきましては、東海道広重美術館由比本陣施設の多目的トイレに各1台ずつ設置しております。それから、清水港船宿記念館、興津の坐漁荘には、現在、設置しておりませんけれども、必要性については認識しておりますので、順次対応していきたいと考えております。  それから、近年整備している観光トイレにも、おむつ替え台を既に設置しているところもありまして、今年度整備しております用宗駅前のトイレとか、今年度工事をする久能山下の観光トイレにも同様な設備の設置をしていく方向で調整しております。 15 ◯島委員 ありがとうございました。  続きまして、議案集4)、361ページのイベント開催助成費についてでありますけれども、昨年、コロナによる中止が大変多かったと思いますけれども、中止したイベントに対してどのような経費の補助を行ったのか、教えていただけますか。 16 ◯鈴木まち劇場推進課長 まず、中止となったイベントに対する補助金の目的についてですが、イベントを運営する実行委員会の存続のため、そして、今後、自己資金調達をしてイベントを安定して開催することができるように補助金を交付したものでございます。補助金の対象とした経費は、大きく分けて2つ、1つ目は、広報費をはじめとした大会をやろうとしていた準備にかかった準備経費に対しての補助金。そして、2つ目、事務局などの維持、そして実行委員会の運営に関わる固定費、いわゆるイベントの開催の有無に関わらず、通常かかる経費に対して補助金を交付したものでございます。 17 ◯島委員 ありがとうございます。ちなみに、ウィズコロナアフターコロナを見据えて、今後、市はどのような支援を行っていくのがいいのか、もし分かれば教えていただけますか。 18 ◯鈴木まち劇場推進課長 ただいまのウィズコロナ、そして、アフターコロナにおける市の支援はということでございますけども、まずは、コロナ禍でのイベントの開催における感染症対策における指導・助言、どのような方法があるのか、どのようなことをすればコロナ禍でもイベントが開催できるのか、そのような助言・支援。そして、賑わい創出イベント感染症対策事業補助金という予算を持っておりますが、こちらの補助金によって行う財政的支援でございます。令和3年度はこちらの支援を行いました。  ほかにも、例えば、清水みなと祭りは、本イベントは中止となりましたが、来年度開催するに当たって、やっぱり存続させていくということで、代替事業を実施するような提案もございました。清水みなと祭りは、8月のみなと本祭りは中止となりましたが、11月に、清水マリンパークを使って、みなとdeかっぽれという代替イベントを実施いたしました。安倍川花火大会も、夏には大きな花火大会はできませんでしたが、慰霊法要祭と合わせて小規模な花火を打ち上げました。こういった代替イベントに対しての協力支援。  そして、もう1つは、時期をずらしての開催になりますが、5月に開催をしておりましたシズオカ×カンヌウィーク、またはしずおかピクニックガーデンというイベントがございますが、これも11月の秋にもう1回実施しようということで、にぎわい創出をするために、ほかの時期にずらしてさらにやろうというような、拡大してのイベントに対する運営支援などを市として行いました。今後も、このような体制で続けていきたいと思います。 19 ◯島委員 ありがとうございます。  続きまして、先ほどと同じ議案集4)、369ページの観光施設管理運営費についてでありますけれども、昨年、三保、用宗の海水浴場の利用者の推移はどうだったのか、教えていただけますか。 20 ◯福地観光MICE推進課長 用宗海岸海水浴場の利用者の推移ということですけれども、まず、令和2年度につきましては、コロナ禍で開催をしておりません。2年ぶりにした令和3年度の利用者数につきましては、4,360人で、これにつきましては、開催の期間が7月18日から当初8月22日までということで計画しましたが、8月7日で閉鎖しております。これは、まん延防止が適用されたということで期間を短縮せざるを得ませんでした。本来であればもっと来たということになろうかと思います。今年度につきましては、フルで開催ができまして、1万290人という来場者の方がいらっしゃいました。 21 ◯島委員 三保はどうですか。 22 ◯福地観光MICE推進課長 失礼しました。三保内浜海水浴場です。こちらも、用宗と同様、令和2年度は休止です。令和3年度が370人、令和4年度が460人となっております。一見、用宗と比べますと数字が少ないのですけれども、こちらにつきましては、海水浴場のエリアとしてロープを張らせてもらっているのですが、その中で遊泳された方の人数をカウントしているため、そういう数字となっております。周辺の民間事業者さんにいろいろ聞き取りをしたところ、業者さんの肌感覚によりますと、令和3年5月に三保のビーチステーションがオープンしたり、今年夏にはウラレナという宿泊施設ができたりとか、あと、ここ1~2年でサップの大会とかウインドサーフィンの選手権、いろんなマリンスポーツのイベントが多く開催されるようになってきている中で、海水浴シーズン内浜エリア全体のマリンレジャー客は多くなっている印象があるというお話を聞いておりますので、海水浴にとらわれず、このエリアのにぎわいは出てきているのかなと考えております。 23 ◯島委員 ありがとうございます。  先ほども御説明がありましたけど、今年度、用宗海岸海水浴場への来場者が数十年ぶりに1万人を超えたと聞いておりまして、今後、継続して増加していったらいいなという希望的観測と、増えていくんじゃないかなと思っているのですけれども、そういった場合、例えば、管理経費等の人員の増強であったりとか施設の拡充、周辺施設への整備とか予算の増額等も含めて必要になっていくと思いますけれども、その点についてはどのように考えられているのか。もちろん、三保も、今、海水浴区画の中は少ないということですけれども、いろいろ施設ができ始めて、かなり観光客も増えているかと思うので、そういった部分についてどのように考えられているのか。また、さらなる魅力向上のために何か計画していることがあるのか、その2点について教えていただけますか。 24 ◯福地観光MICE推進課長 用宗海水浴場の来場者が増えていて、今後も予算を含めてどうするのかという御質問だと思います。  まず、用宗海岸海水浴場の運営に当たりましては、ライフセーバーによる監視業務ですとか、警備員さんに立ってもらって海岸道路の駐車案内とか誘導を行って安全対策をやっているところです。それから、島委員にも御参画いただいていますけども、地元の皆さんですとか市の関係課、近隣の関係団体からなる用宗海岸海水浴利用安全対策協議会を設置しておりまして、こちらの会員を通じて安全対策の内容などを議論して供用しているところです。今後、来場者数が増えることは大変喜ばしいことだと思います。いろんな周辺の温泉施設とか宿泊施設、商業施設に起因して増えてきていると思いますので、安全な運営を一層講じていかなければならないと考えておりますけれども、限られた予算の中でどんな対策ができるかということにつきましては、必要な経費は要求していくという中で、また、町内会の皆様とも意見交換しながら、その協議会等も通じて検討していきたいと思っております。  あと、さらなる魅力向上ということですけれども、こちらにつきましては、今年も地元の事業者さんがイベントをやってくれたりとかしてくれておりますので、海岸道路とか緑地帯の効果的な利活用も一つの方法として考えられるのではないかなと。そういったことで、新しいイベントを企画している皆さんの力を借りて、民間の活力を活用していくという言い方になろうかと思いますけれども、皆さんのアイデアとか力をお借りしながら、より魅力の高まる、人が集まるような海水浴場の運営ができればいいなと考えております。 25 ◯島委員 ありがとうございました。  続きまして、事務事業総点検表の71ページになるかと思うのですけれども、観光地及び観光施設維持管理事業について、来年、大河ドラマ「どうする家康」の放送を前に、テレビ番組や市内各地のゆかりの場所がかなり紹介され始めているということで、実は、先日も、静岡大学名誉教授小和田先生が、私の地元、持舟城址に取材に来られたということで、今後もこういった市内各地域にある観光資源の認知度向上も必要になってくると思うのですけれども、今後、課としてどのような取組ができるのかといったところをちょっと教えていただければと思います。 26 ◯福地観光MICE推進課長 あまり知られていない観光地をどうやってPRしていくのかということだと思うのですけれども、やはりまずは、いかにしてそういうところに誘客していくかということになろうかと思います。  まず、大河ドラマの関係では、やはりいろんなメディアが取り上げてくれると思いますので、そこはチャンスだと思っております。私どもの課で静岡市大河ドラマ「どうする家康」活用推進協議会の事務局もしておりますので、いろんな場面で取り上げてもらえるようなアプローチをしておりますので、そういうネタの中に、いろんな地域の主だったところでないところも含めていくようなことを考えたいなと思っております。  あとは、持舟城址等になりますと歴史的な資源になりますので、本市のほうで、今、日本遺産に絡めて、東海道の2峠6宿、藤枝まで入れると8宿になりますけれども、そういう周辺地域の紹介を重点的にやっておりますので、まち歩きのスポットに入れていくとか、そういうことはさせていただきたいなと思っております。  それから、訪れた観光客の方への案内とか情報提供も必要になると思いますので、観光地の観光案内看板を設置していくようなところも検討していきたいと思っております。現在は、世界文化遺産とか東海道の日本遺産、それから、日本平の夜景遺産などを絡めて、まち歩きのルート散策のための案内サインを作っておりますので、そういう施策にも入れていけるのかなと思っております。  あとは、地域の皆さんから発信していただくことも一つの効果かなと思っておりまして、私どもの課で地域観光施設整備事業補助金という制度を持っております。これは、地元の自治会の方あるいは町内会等で、地域の観光資源の魅力をPRするために、案内板ですとかモニュメントなどを設置しようとする場合の補助金ですので、こういったものを各区役所を通じてPRさせていただいています。御要望があれば、そういうものを使って地域で発信しいただくことも可能かと思いますので、また御利用いただければと思います。 27 ◯島委員 ありがとうございました。  それでは、続きまして、議案集4)、101ページのまちは劇場コンサート事業についてでありますけれども、これ、事務事業総点検表91ページ、文化振興課のまちは劇場コンサート事業も絡むと思うのですが、市内で活動されている全日本ピアノ指導者協会なんかから、ピアニストの活動の場が少ないという御要望、御相談をいただいているのですけれども、まちかどコンサートや学校訪問、こども園、親子コンサートなど、どのような流れで実施されているのか、教えていただけますか。 28 ◯萩原文化振興課長 御質問いただきましたまちは劇場コンサート事業についてですけれども、こちらの事業につきましては、富士山静岡交響楽団及び静岡市文化振興財団への委託事業として実施しております。こども園や学校への訪問コンサート事業及び静岡、清水市民文化会館で実施する年2回の親子コンサート事業は、富士山静岡交響楽団が自身の楽団の中から出演者を選定して実施しております。  まちかどコンサート事業及び静岡音楽館で実施する親子コンサート事業の出演者の選定につきましては、静岡市文化振興財団に一任しております。文化振興財団が、活動履歴ですとかその時々のコンサートの企画の内容に適した実績等から、出演者を決定しております。市としましては、出演希望等を委託先に情報提供することが可能になっておりますから、出演希望等がありましたら、ぜひ情報をお寄せいただきたいと思います。 29 ◯島委員 ありがとうございます。また、ぜひ情報提供させていただきたいと思うのですけれども、ちなみに、文化振興課として、ピアノ等の音楽振興に対して、今後、どのような取組を行われていくのか、教えていただけますか。 30 ◯萩原文化振興課長 当課といたしましては、子供たちへの良質な音楽鑑賞の機会を提供することで、ピアノをはじめとした音楽文化全体の底上げを図っていきたいと考えております。具体的な事業としましては、オーケストラ鑑賞事業やこども園、学校訪問コンサート事業などがありますけれども、質の高い音楽に誰もが気軽に触れることのできる機会を増やす取組を実施する一方で、それだけではなくて、子供たちが実際にホールに出向いてオーケストラの鑑賞をして、鑑賞マナーを学ぶ場としても、本物を体験することを目的とした事業も実施しております。また、静岡音楽館では、芸術監督である野平一郎氏が小中学校に出向きまして、小中学校に備付けのピアノを使用して行うピアノミニコンサートですとか、気軽に音楽に触れることができる機会としまして、AOIのオープンデーを開催しております。こちらのオープンデーは、最近コロナの影響でなかなかできなくなってしまっているところではあるのですけれども、直接楽器に触れてみるコーナーですとか、アンサンブルや、パイプオルガンがありますのでパイプオルガンのコンサート、あと、音の不思議をめぐる実験ですとか工作、そのようなイベントとかを通しまして、音楽を通して子供から大人まで楽しめるイベントを行っております。  今後も、音楽文化を身近に感じることができる事業と、本物を体験できる事業の両側面からの取組を継続して行っていきたいと考えております。 31 ◯島委員 ありがとうございました。  続きまして、議案集4)、117ページの姉妹・友好都市交流についてなんですけれども、こちらの姉妹都市、友好都市との関係を継続する取組をどのように進めているのか、教えていただけますか。  1点、台湾との交流ですけど、今回、静岡マラソンが無期限で中止ということで、台北マラソンと姉妹提携になっていると思うのですが、今後、どういった友好関係を結んでいくのかと、そういった不安に思っているところについて、何か分かることで教えていただければと思うのですけれども。 32 ◯興津国際交流課課長補佐 初めに、姉妹都市、友好都市との交流をどのように進めているかというところですけれども、この世界的な新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、姉妹、友好都市との間で、どのようにすれば交流が継続できるかというところを双方で模索しておりました。そのような中で、主なものとして、令和3年度は節目の周年事業ということで、オマハ市とカンヌ市を中心に、オンラインを活用した交流の取組を実施しておりました。  まず、オマハ市とは、姉妹都市提携55周年を記念して、一般財団法人静岡市国際交流協会との連携の下、静岡大学の和太鼓サークルとネブラスカ州立大学のオマハ校のパーカッションバンドの学生による音楽交流を実施しました。また、渡航制限の状況を見守りながら、オマハ市から小規模な訪問団の訪日ができるよう調整を行っておりまして、現在も時期を検討しているところです。  このほか、カンヌ市とは、姉妹都市提携30周年を記念して、11月に、市役所において、市民の皆様にもお集まりいただきまして、カンヌ市の現地とリアルタイムでつなぐカンヌ・オンラインツアーを実施いたしました。また、フランスにおいても、同月に、カンヌ市内で周年記念コンサートを開催していただきました。  このように、各姉妹都市、友好都市との国際交流の関係団体同士が、SNSとかウェブ会議等を通じて、コミュニケーションを取りながら良好な関係を継続しておりまして、行政としてもサポートしていきたいと考えております。  あわせて、台湾のお話ですけれども、台湾については、国際交流課が所管しております静岡市地域外交基本方針において、重点国・地域の1つに定め、観光、経済、スポーツ、教育などの各分野で取組の強化を行っております。海外から本市を訪れる訪日教育旅行においても、台湾からの来訪が最も多く、全体の約半数を占めているような状況です。令和3年度には、台北市内の高校と静岡東高校とのオンライン交流を行うなど、コロナ禍においても交流事業を継続して取り組んでいたところです。地域外交基本方針は、第4次総合計画の策定に合わせてまた見直す予定はありますが、今後もさらなる交流の強化につなげていきたいと考えております。 33 ◯長澤スポーツ交流課長 先ほど台北マラソンの交流のお話をいただきましたけれども、台北マラソンの関係は、静岡マラソンと友好提携を結び、毎年それぞれ相互派遣を行っておりましたが、令和元年度に、台北市政府から、マラソンだけではなく新たなスポーツ交流を始めたいという意向がございまして、昨年11月に覚書を締結し、マラソンと新たなスポーツ交流とを交互にやりましょうということになっておりまして、今年度については、今、コロナ禍でなかなか実現ができておりませんけれども、新たにバスケットボールの交流を始めるということで指導者交流を予定しておりましたが、現在、コロナで渡航ができませんので、状況を見ながら、場合によってはオンラインによる交流というものを考えております。 34 ◯島委員 ありがとうございました。  続きまして、議案集4)の489ページ、歴史文化施設建設事業についてでありますが、7月に歴史文化施設がプレオープンしたということで、どのような資料を購入して今後、展示を行っていくのか。また、実はプレオープンしたことで、逆に、本当に人が来るのかといった不安になっている声を結構耳にすることが多くて、どのぐらいの集客を見込んで、実現性はどれぐらいなのか、教えていただいてもよろしいですか。 35 ◯花村歴史文化課長 まず、プレオープンしてどのような資料を購入したかということなんですけれども、歴史文化施設──歴史博物館では、主なテーマを、徳川家康公、今川氏、それから東海道というようなことで決めておりまして、静岡市に関する資料の収集ということで行っています。これまで購入しました主な資料は、亡くなった後に家康公は神として祭られるのですけれども、その神として祭られた家康公の肖像画である「東照大権現像」という絵画、それから駿府城が描かれている「駿府御城絵図」とかを昨年度購入いたしまして、そのほか東海道に関するびょうぶ、「東海道図屏風」などを購入しております。それらを、家康公とか東海道の展示のところで活用していくということで予定をしております。  それから、集客の見込みですけれども、まず、プレオープンを7月23日にして以降、今、土曜日、日曜日、祝日に開館をしております。9月の末時点で、今、2万人弱の入場をいただいておりまして、好調な滑り出しではなかろうかと思っています。10月、今月から平日の開館もするということで、平日に来ていただくお客さんもいれば、あと、平日ということで学校の受入れもこれから始まってくるということになります。それから、1月にグランドオープンですので、展示室を見にくるお客さんもそこで出てくるのではないかと考えております。引き続きイベントを行うということとか、様々な広報媒体を使ってPRをするということで入館を増やしていきたいと考えております。 36 ◯島委員 ありがとうございました。  最後になりますが、議案集4)、73ページの静岡市民文化会館の再整備事業についてでありますが、再整備の事業の進捗について教えていただきたいなと思います。私、先日、リトルマーメイドを観覧して、大変すばらしく感動したのですけれども、こういった子供から大人までが楽しむことができるミュージカルや観劇というのを継続して誘致していくべきだと思いますが、その整備の状況と、今後のこういった誘致の状況というのはどうなのか、その2点について教えていただけますか。 37 ◯萩原文化振興課長 まず、静岡市民文化会館の再整備事業の進捗についてですけれども、今年度は、再整備における大規模改修耐震補強基本設計業務と、PFI事業における民間事業者との事業契約締結までに必要な支援を受けるためのPFIアドバイザリー業務の2つの委託業務を締結いたしました。今回の再整備におきましては、この基本設計の業務とPFIアドバイザリー業務を連携してタイトなスケジュールの中で進めていくことが大きなポイントになっておりますので、現在、定期的に受託事業者との打合せを重ねながら、令和5年度の事業者公募に向けて業務を進めております。  島委員におかれましては、リトルマーメイドの静岡公演を御覧いただきまして、ありがとうございました。このリトルマーメイドの静岡公演につきましては、発売率が92.3%という数字を劇団四季から報告を受けておりまして、大変多くの方々にお楽しみいただけました。本当に、このような子供から大人までが楽しむことができるミュージカルとか観劇を継続していくために、誘致していくべきという御意見につきましてですけれども、今回の静岡市民文化会館の再整備の事業につきましては、安全・安心のための改修に加え、ホール自体の使い勝手とか利便性の向上も目標に掲げておりますので、こちらから誘致していくことももちろんのことなんですけれども、こちらから誘致するまでもなく、主催者がこのホールでぜひ公演を行いたいと思うような、選ばれる魅力ある施設となるように事業を進めていきたいと考えております。 38 ◯畑田委員 よろしくお願いいたします。  台風15号、市内で大変甚大な被害に遭われました。心からお見舞い申し上げますとともに、観光交流文化局をはじめとする当局の皆さんに、改めて敬意と感謝を申し上げたいと思っております。ありがとうございます。  それでは、質問に入らせていただきます。  質問は、コロナ禍、それから台風被害に遭われた方にも、文化やスポーツが潤いとなるという観点から質問を幾つかさせていただきたいと思っております。  1つ目に、主要施策成果説明書、364ページ、ナイトツーリズム推進事業についてお聞きします。駿府城公園、照明デザイナーの石井先生。私もあそこら辺を歩かせていただきますと工事に入っております。昨年度の決算ですけれども、整備計画の進捗を、観光・MICE推進課にお聞きします。 39 ◯福地観光MICE推進課長 ナイトツーリズム推進事業における夜間景観整備計画の進捗状況ということですけれども、まず、夜間景観整備計画を令和3年度、4年度、2か年かけて作っていくという計画の中で、令和3年度にその素案を固めて、その中で、計画を作っているだけじゃなくて実際に目に見える成果も作っていかなければならないという中で、駿府城エリアのところにまずは明かりを灯そうということでやっております。  先行整備の状況ですけれども、東御門巽櫓の照明の工事に入っております。6月に工事請負契約を締結しており、12月中旬の完成の予定でございます。もともとある照明をリニューアルして、石井先生デザインの下、歴史的価値が高まるような荘厳な雰囲気が醸し出されるようなライトアップをしていただくということで、通常は白を中心とした照明になりますが、イベント等で演出効果を出すような、カラーバリエーションの入ったような演出も併せてやっていただいているところです。やはりこれにつきましては、誘客の好機が来年訪れますので、それに間に合わせるようにということで先行整備をしております。  なお、整備計画につきましては、静岡地区と清水地区を分けて作っておりまして、今年度末までに、整備の対象とか、どのような形で進めていくかという内容をまとめるような方向で考えております。 40 ◯畑田委員 続きまして、ホームタウンの関係でスポーツ交流課にお聞きします。エスパルスも頑張っておりますけれども、バスケットのベルテックスがいよいよ開幕しました。そちらに対する支援、予算はあまり使われていないかと思いますけれども、ぜひ市民の盛り上げを、機運を高めて図っていただきたいと思いますが、その進捗についてお聞きします。 41 ◯長澤スポーツ交流課長 ベルテックスは、この前の土日に開幕したということで、初戦は勝ったのですけど、なかなか2戦目はというところで、ただ、今年についてはぜひ優勝を目指して頑張っていただきたいということで、我々、スポーツ交流課としては下支えをさせていただきたいと思っております。  ベルテックスに対する支援についてですけれども、まず、遡りますと、令和元年度、リーグに加盟するに当たって支援表明を行いまして、その中では、主にBリーグの基準に合致するために、ホームアリーナの確保ということで、中央体育館の優先利用について、市民の皆さんの利用に最大限配慮しつつ、その辺の調整を行っております。また、令和2年度には、ベルテックスと教育委員会3者で、スポーツを生かしたまちづくり、人づくりのための連携事業に関する協定を締結させていただきまして、その協定に基づきまして、スポーツ振興や児童健全育成、地域のにぎわい創出に寄与するそういった活動を、昨年度は延べ9回行っております。具体的には、例えばベルテックスのマスコット、ベルティによる静岡市介護保険予防動画への出演とか、あとは、選手にも参加いただきましたけれども、初心者を対象にしたバスケットボール教室などを開催しております。  このように、ベルテックスと連携した事業を通じて、市民の皆さんにベルテックスに触れていただく機会を創出することで、知名度の向上とか、あと、愛着醸成を図るということで、今後もそういった取組を図っていきたいと思っております。 42 ◯畑田委員 同じくスポーツ交流課にもう1点お聞きします。今年、コロナの影響を受けていた南アルプスの山小屋も3年ぶりにオープンいたしました。大浜プールも3年ぶりということになりました。それに関連してなんですが、山岳レース、トランスジャパンアルプスレースが久しぶりに開かれましたが、こちらもあまり予算が使われておりませんけれども、市のほうでも大変多くの支援、応援をいただいております。さらに静岡市に多くのお客さんが来ていただけるように、この大会をさらに盛り上げていくべきだと思いますが、認識についてお聞きします。 43 ◯長澤スポーツ交流課長 トランスジャパンアルプスレース、畑田委員にも各方面で御支援をいただきまして、ありがとうございます。このレースは富山湾をスタートして、駿河湾大浜海岸にゴールするということで、415キロの過酷な山岳レースというところで2年に一度の開催ということです。我々は、大会を支えるために、広報紙とかホームページによって大会の告知とか、あとは、スポーツツーリズムの観点から、全国から予選を勝ち抜いた30名の選手が参加するレースでございますので、チェックポイントである井川のオートキャンプ場の入り口に歓迎の横断幕を設置したり、また、ゴール地点の大浜海岸には歴代優勝者のプレートのある大会の看板または横断幕を設置。これについては、我々、スポーツ交流課だけではなくて、駿河区等と連携しながら事業を進めておりまして、今年につきましては、ゴール地点で、今までの取組に加えて、ゴール直後に優勝者の方のゴールのプレートを設置するセレモニー等を実施させていただいたり、シティープロモーションの関係で本市のノベルティーグッズに観光ガイドも加えて選手の方にお渡しするなど、今後もそういったスポーツツーリズムの観点からも、当課だけではなくて、葵区等とも連携しながらこの大会を支えていきたいと考えております。 44 ◯畑田委員 ぜひそこに環境局も加えていただければ有り難いと思っております。  それでは、最後の質問にさせていただきます。主要成果説明書の479ページです。駿府城跡天守台野外展示事業についてお聞きします。展示する天守台のブースは作られておりますけれども、大変多くのお客さんがそちらにもお越しになっていると思います。この野外展示は、「どうする家康」に、来年度になかなか間に合わないスケジュールでありますけれども、大変多くのお客様が期待している部分もあろうかと思っております。その展示事業の進捗、期待度、あると思いますけれども、その辺についてお聞きします。 45 ◯花村歴史文化課長 野外展示につきましては、昨年度、基本設計をやりつつ、いろんなところで市民の意見を募集しました。後援会であったりですとか、ワークショップということで一緒に参画しながら考え方をお聞きしたりということ。それから、パブリックコメントの実施ということで御意見をいただきました。現在、その御意見を踏まえまして、これから実施設計ということになりますけれども、これからは、文化財の発掘ですとか文化財の保全・保護というような観点から、あとは、公園の整備的な土木工事の観点も入ってくるものですから、そのあたりを関係部署と調整しながら進めているというような状況になります。 46 ◯児嶋委員 志政会の児嶋です。よろしくお願いします。質問をさせていただきます。  議案集4)の71ページの市民文化会館費並びに105ページの静岡音楽館費を合わせてになるんですけれども、これは、静岡と清水の文化会館とか、あと、音楽館のような施設について、今、コロナ禍で入場数が少なくなっているところもあろうかと思いますが、コロナ禍でも収入増となるような、どういうような取組をされているか、お聞きしたいと思います。 47 ◯萩原文化振興課長 令和3年度につきましては、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用期間だけではなく、年間を通じて、やはり新型コロナウイルス感染症の影響によりまして、外出控えというものがあったと思われます。軒並み、施設の利用率や利用人数が低調でございました。利用率の低下に伴いまして、施設の利用料金収入も大きく影響を受けております。  そのような中で、施設の収入増につながるような取組としましては、ホールの貸出しを行う静岡市民文化会館清水文化会館マリナート、静岡音楽館AOIにつきましては、座席や手すり等、利用者が触れるような場所につきましては、新型コロナウイルスに効果がある薬剤をコーティングする抗菌清掃というものを行いまして、施設を安全・安心に利用いただけるようにいたしました。また、施設の利用者がオンライン配信ですとかオンライン会議を実施できるように、カメラやパソコン等の配備、配信機器の貸出しを行うような、そういったものも取り入れまして、コロナ禍における文化活動をサポートすることで、来館者増を図りまして、収入増につなげるようなことを取り組んでまいりました。 48 ◯児嶋委員 ありがとうございました。  続きまして、98ページになります。文化活動継続支援補助金について、この事業の目的と、令和3年度の実績をお聞かせいただきたいと思います。 49 ◯萩原文化振興課長 文化活動継続支援補助金についてですけれども、この補助金の目的についてですが、令和3年度の新型コロナウイルス感染症によりまして、文化事業の中止や縮小開催されることが本当に続いている状況でした。そのため、市内にある定員80人以上の会場で、新型コロナウイルス感染症拡大防止のためのガイドラインに基づきながら感染症対策を講じた上で、広く一般の市民の皆さんの鑑賞を目的とした文化活動を実施する事業者の方々に対して補助金を交付しました。実績につきましては、申請件数が80件、交付決定件数が80件、あと、補助金額が280万5,000円になっております。  文化活動の内容としましては、やはり音楽活動をされる方が一番多く申請して御利用いただいております。 50 ◯児嶋委員 ありがとうございます。同じく令和4年度の状況も併せてお願いします。 51 ◯萩原文化振興課長 令和4年度につきましても、昨年同様、補助金を支出しております。今年度は、さらに、申請する皆さんが書類作成に負担がかからないように入力フォームを作成しまして、補助金の申請が簡潔にできるようにいたしました。これから、この秋のシーズンにかけましてはイベント等が多く開催される時期になりますので、引き続き交付を実施して、より多くの皆様に活用していただくことで、文化の力によって、また、にぎわいのあふれる元気なまちの実現を目指していきたいと考えております。 52 ◯児嶋委員 ありがとうございます。  続きまして、議案集4)の109ページの中段、静岡市美術館費についてもちょっとお聞きしたいと思います。美術館についても同様、コロナ禍で入場者数が減っていると思うのですけれども、美術館でもコロナ禍ならではの色々な工夫等をされていると思うのですが、そこについてお聞きしたいと思います。 53 ◯萩原文化振興課長 静岡市美術館につきましては、密を回避して来館できるように、オンライン予約システムというものを令和2年度から導入させていただきまして、受付や展示室単位の混雑の緩和に努めております。それと合わせまして、さらに、展示室内の滞留人数をリアルタイムでカウントしまして、混雑状況をモニターで表示するシステムを導入いたしました。これによりまして、展示室内の滞留人数を受付でも把握することができますので、展示室内が混雑し始めた段階で入室の制限を行うなど、密にならないようにしながら安心して展示を御覧いただけるような環境づくりに努めております。また、子供向けに開催するワークショップ等につきましても、子供たちが安心して参加できるように、人数制限を行ったりですとかパーテーション設置するなどして、コロナ禍においても感染症対策を徹底しながら普及啓発活動を進めております。 54 ◯児嶋委員 ありがとうございました。  続きまして、議案集4)の119ページの上段のMICE誘致推進費に関してお聞きしたいと思います。こちらの支出費用の内訳、昨年度特有の取組等があれば、お聞きしたいと思います。
    55 ◯長澤スポーツ交流課長 国際会議等誘致事業費の内訳でございますが、昨年開催されました東京2020オリンピックに出場されたテコンドーフランス代表チームの合宿受入れやホストタウン相手国・地域との交流事業、また、市立の小中学校及び高等学校を対象としたオリンピック・パラリンピック競技種目の選手とかスタッフとの交流による体験教室が主なものになります。  内訳でございますけれども、合宿受入れに要した経費が約2,000万円、受入れ業務委託や新型コロナウイルス感染症対策経費、PCR検査、体育館等の施設使用料が主なものでございます。また、交流事業に要した経費約240万円でございますけれども、これは、テコンドーフランス代表チームの歓迎セレモニーや陸上台湾代表選手やスペインのパラバドミントン監督によるオンライン講座、常葉大学生によるモーリシャスへの静岡市を紹介する映像の作成料などでございます。また、体験教室に要した経費240万円余でございますけれども、市内の小中高で実施しておりまして、18校で21回、延べ1,452人の参加がございました。 56 ◯児嶋委員 ありがとうございました。  続きまして、また、同じく議案集4)の357ページになります。上段の(5)駿州の旅日本遺産推進事業についてお聞きしたいと思います。この事業の協議会での具体的な活動、それから成果、あと、今後の取組等をお聞かせください。 57 ◯福地観光MICE推進課長 駿州の旅日本遺産推進事業に関してですけれども、まず、協議会ですけれども、駿州の旅日本遺産推進協議会につきましては、静岡市と藤枝市でやっております。それに各商工会議所、観光協会が加わった形で構成をされております。日本遺産の構成文化財をはじめとする地域の歴史とか文化、景観等の資源を活用して地域間交流とか街道観光の推進に関する事業を行うと規約に示されております。  令和3年度の主な活動としましては、ガイドの養成とお土産等の商品開発を掲げております。これを推進していくキックオフとしまして、昨年の7月に、街道観光の関係者約150人を集めた日本遺産シンポジウムを実施しまして、協議会の活動の周知を図っております。実際に、ガイド養成に関しましては、各宿場で活動するガイド団体がそれぞれあるのですけれども、その皆さんの連携体制をつくるために、代表者に集まっていただいてミーティングを5回ほど実施して、東海道というのは家康公が整備されたというふうにも言われていますけれども、東海道の宿場の制度──宿駅伝馬制と言われていますけれども、宿場の間を人と馬による駅伝方式で取り次いでいくというような形で、それが地域の発展につながったと言われているのですが、ガイドさんについても、そういう宿駅制のような、駿州の旅日本遺産ならではの体制が組めるように、各地域のガイドさんを養成して、その皆さんが、ほかの地域に、こっちもいいよ、あっちもいいよと取り次いでいくようなガイド体制をつくるということで、まず連携体制をつくったということが昨年度の実績になります。  今年度につきましては、各宿場のガイド団体の皆さんに会員を対象にした研修会等を実施していただいて、駿州の旅日本遺産を専門的に案内できるガイドの方を増やしていただくということに取り組んでおります。  2つ目、商品開発につきましては、駿州の旅日本遺産ならではということで、江戸時代の旅を感じさせるような商品を作っていきましょうというコンセプトで、駿州堂というブランドを立ち上げて、そのブランドの下でお土産等を開発して販売していくということに着手しております。また、令和3年度の実績としましては、それほど大規模に進んではいないのですけれども、地元の飲食店の方たちが参加していただいて、丸子の丁子屋さんと岡部の道の駅の事業者さんが参加してくれていますけども、その宿場の特色を生かしたオリジナルメニューを開発していただいております。丸子では、鮎出汁のとろろ汁。今はカツオ出汁でやっているみたいですけど、これはもともと、江戸時代は鮎で出汁を取っていた、そんな話があるようで、それを再現したようなメニューを作っていただいています。岡部のほうでは、あげおかべ弁当というような、また、それも昔の人が持って歩いたようなものを再現しているのですね。そういったことをやっていただいております。  今後に向けては、今年度、既に駿州堂に参画したい事業者さんを募集しておりまして、現在24社の方が手を挙げていただいておりますので、その皆さんと協議会で調整をしながら商品開発を進めて、できれば年度内の販売にこぎ着けたいなと考えております。 58 ◯児嶋委員 ありがとうございました。次が最後になります。  議案集4)の495ページから498ページにかけての体育館管理運営費、総合運動場管理経費、清水ナショナルトレーニングセンター管理運営経費等なんですけれども、施設の成果指標において、利用者数はコロナ禍の影響で目標値をいずれも下回っていると。このことはコロナ禍でやむを得ないと理解しておりますが、その中でも、スポーツ振興を進める上で各施設において工夫した点があれば、お聞きしたいと思います。 59 ◯谷川スポーツ振興課長 委員がおっしゃるとおり、コロナ禍で利用者数は減っておりましたけれども、各施設の指定管理者と連携しまして、自宅でできる運動動画とイベント告知動画を作成してユーチューブで公開するなど、市民の皆さんのコロナ禍による運動不足の解消を図るための環境を提供しておりました。あわせて、各施設のイベントをPRするなど、広報活動も強化してきました。また、各施設では、コロナ禍でも安心して参加できる事業として、屋内から屋外へをテーマに、例えば、西ケ谷の総合運動場ではグラウンドゴルフ場を活用したウインターフェスティバル、水鉄砲大会などの開催、清水ナショナルトレーニングセンターでは、野外人工芝コートを利用したフィットネスイベントを新規に開催するなど、工夫して、少しでも皆さんの運動する機会を増やしておりました。 60 ◯栗田委員 創生静岡ですけれども、台風15号では、大変皆さん方にはいろいろ対応していただきましてありがとうございました。これからが、またいろいろ課題もあるかと思いますけども、よろしくお願いいたします。  私のほうは、2、3ちょっと伺いたいと思います。議案集4)の355ページの駿河湾フェリーについてですけが、駿河湾フェリーは県の指導で行われているのですけれども、ここに市が負担金として出していると書いてあります。1億1,800万円ということですけども、これは3市で負担することになっていると思いますが、静岡市の負担は何割ぐらいになっているのですか。 61 ◯福地観光MICE推進課長 フェリーへの支援の負担金ですけれども、令和3年度は3,910万円を補助しております。済みません、3市3町で負担し合っていますけども、各自治体ごとに金額が違います。算出方法については、人口規模での割り返しとか、あと、経済面での影響がどのぐらいあるのかというところの数字を踏まえての算出となっておりますので、当然のこと、本市が圧倒的に金額的には多く負担しているという状況になります。 62 ◯栗田委員 そうすると、大体50%ぐらいですか。 63 ◯平井委員長 今の御質問は分かりますか、大丈夫ですか。 64 ◯福地観光MICE推進課長 失礼しました。先ほど今年度の金額を申し上げてしまいまして、昨年度につきましては、トータルで4,260万円でございます。負担割合につきましては、また確認しまして、後で御回答させていただきたいと思います。 65 ◯栗田委員 フェリーも、もともとは民間がやっていて、それを県のほうで受けたというふうな形になっていると思うんですけども、今の状況を見ますと、大変厳しい状況になっているという感じを受けるんです。成果指標を見ても、平成30年から令和元年、令和2年というふうに、令和2年はコロナの影響もあるかと思いますけども、これだけ減少してきているということで、これについて何か県と対策であるとか話合いのようなものは、今までしてきているのでしょうか。その辺の県の考え方とか、もし分かりましたら、ちょっと教えていただきたいのですけど。 66 ◯福地観光MICE推進課長 駿河湾フェリーへの支援の中身の検討と県との意思疎通とかについてですけれども、まず、一般社団法人につきましては、静岡市も構成員となっておりまして、市長が社員ということになっております。代表者の会議ですとか、臨時会とか年に何度も会議がございまして、そういう場で率直な意見交換、支援をどうしていくのかとか、集客はどうしたらいいのかとか、そういうテーマで日常的に議論はしております。当然、担当課でも実務的にやり取りしておりますので、その辺はしっかりと県と議論しているかなと思っております。また、環駿河湾観光交流活性化協議会という組織もございまして、これも、県も、一般社団法人も入っておりますし、あと関連する3市3町、それから観光協会のような団体も入ってやっております。その場で、やはり誘客に向けてどういう事業をやっていくのかとか、プロモーションをどのようにやっていくのかとか、そういう取組もやっておりますので、その辺の連携はしっかり取れているものと考えております。 67 ◯栗田委員 乗船料金もかなりの金額になってしまうということで、今、伊豆縦貫自動車道も通りましたから、車で行くほうが一般的に考えると利用するにはいいということで、こういったことについて、フェリーがいかにこれから貢献できるか、そういったこともあるかと思うのです。我々も、ぜひ誘客には力を入れてもらって、これから十分やっていける形を取ってもらいたいなという感じで、車だと、我々のところから高速で行っても3,000円ぐらいで行けるんですけども、フェリーだと、家族、子供が1人乗ったぐらいで7,000~8,000円取るとか9,000円ぐらいとか、金額的にもちょっと比較にならないぐらい取るということで、非常にそういう意味では利用しにくいというのがあって、今までもやっているでしょうけれども、これからも協議会でその辺のところをぜひ力を入れてほしいなあという感じですけれども、その辺の、これからの何か見通しのようなものが、もし何か改良するような見通しがありましたら、一言お願いしたいのですけど。 68 ◯福地観光MICE推進課長 やはり御指摘のとおり、料金とか時間の話でいくと、不利な面もあるのかなというのは感じられますけれども、私どもとしましては、フェリーというものが、単なる交通手段ではなくて観光資源であるという基で支援をしております。県のほうで、今、お金の話で言えば半額キャンペーンをやっていたりとかしていますけれども、やっぱりフェリーに乗ることを楽しみにしていただくような仕掛けとか取組が必要なんじゃないかなと。船に乗ることそのものを目的にしていくというようなものが必要なのかなと思っておりまして、先ほど申し上げた環駿河湾の協議会では、いろんなイベントを仕掛けたりして取り組ませていただいております。フェリーを使ってコスプレイベントをやったり、船の中のいろんな施設を見せてもらって体験できるような取組をフェリーでやっていただいたりとか、そういうことをやっておりますので、今後に向けては、単なる移動手段ということではなくて、乗って楽しめるようなところの取組を強化していくことで市としても関わっていきたいと考えております。 69 ◯栗田委員 大体の理解はできました。観光であるとか、あるいは防災とか、いろんな面でフェリーを利用する、活用するということもあり得るかと思いますから、そういう意味では、誘客の面とか採算面をもう少し重視してほしいなと、そんなことを感じます。  それから、議案集4)の356ページの体験教育旅行についてですけども、この中で事業として一番人気があるのはどんなものですか。体験する中でどういったものが一番うけるんですか。 70 ◯福地観光MICE推進課長 人気のある体験プログラムにつきましては、日本平でのお茶摘み体験とか、三保でのマリンスポーツの体験とか、そういったものが非常に人気があります。あと、清水湾のクルーズ──港内のクルーズ船に乗って港内を回るというプログラムが人気になっていると聞いております。 71 ◯栗田委員 山梨とか長野とか、海なし県から来るところが、やっぱりマリンスポーツとかその辺がいいかなという感じで、ぜひこれからもこれを売りにしてやってほしいなと感じます。  それから、議案集4)の361ページ、まちは劇場についてですけれども、イベントを開催するときの助成金をやっているということを聞いていますけど、例えば、どういった基準でそのイベントに助成金をつけるのかという、その辺のことについては、どんなふうな判断で助成金を出すのでしょうか。 72 ◯鈴木まち劇場推進課長 まず、補助金の対象とするイベントはまちへにぎわいを創出できるもの、観光資源となるもの、それから経済効果を見込めるものをイベントの対象といたしますが、金額につきましては、概ね総事業費の2分の1を補助の金額の目安としております。 73 ◯栗田委員 私は、こういった事業はとてもいいと思うんですよ。やっぱり行政でいろいろ計画したりするのもいいのですけれども、別の団体といいますか民間とかそういった団体が自主的に活動して、それが市のためになるといいますか、そういう意味では、ぜひこういったものを進めていただきたいと思います。ただ、思うのは、単発的に1年でこれで終わりという事業よりも、できたら、続けて2年、3年とこれからもやっていくんですよという団体に優先的にしてほしいかなと、そんな感じがするんです。そうすると、非常に盛り上がりにもなるし価値があるかなと、そんなことを感じますけれども、その辺のことはどうでしょうか。 74 ◯鈴木まち劇場推進課長 当課から出している補助金の対象とするイベントは、もちろん将来にわたってもまちににぎわいをもたらせるもの、効果のあるものを対象としておりますので、単発イベントというものは、特にそこへの支援、補助対象としているものではなく、将来的にわたって効果が生まれるものに対して補助を出しております。 75 ◯栗田委員 ありがとうございます。  議案集4)の364ページのナイトツーリズム推進事業について1つ伺いますが、ナイトツーリズムの中で日本平ということが載せてありますけれども、これ、私、日本平はもちろんいいし、ほかにもたくさんあると思うのですけれども、ナイトツーリズムに、うまくそれを拡大するものとして、バス会社とか、大量に人が動員できるような、そういう仕組のイベント的なものとか、何かそれに加えるプラスアルファのものを考えているのでしょうか。それはどうでしょうか。 76 ◯福地観光MICE推進課長 日本平への求心力というか、夜間の集客力向上ということで、これ、ソフト面のお話になってくるかと思うのですけれども、もともと月1回、日本平夜市という夜のマルシェなんですけども、日本平の山頂でやってくれていまして、それがかなり定着しております。多いときは1万人ほど来るんですけれども、そのイベントと連携して、夜市のスペシャル版みたいなのを年に2回ほどやっていこうということで、昨年の3月に1度やっておりますけれども、山頂のところにメリーゴーランドを設置して子供さんに楽しんでもらったりとか、その先に夜景が見えて、そこで写真が撮れますよというようなことでやらせていただきました。あとは、夢テラスの脇の芝生のところに、グランピングというかちょっとテントを張って、スクリーンを設置して映画の上映会をやったりとかして、そういう形で、もともと人が集まってくるのに輪をかけて、来てくださいというような形でやらせていただいております。  今年度につきましては、その夜市に合わせて、実験的にシャトルバスを静岡駅と清水駅から何本か出すような形で、お酒も出たりするものですから、そういう形で人を運ぶようなことにも取り組んでおります。昨年度におきましては、ちょっと国の補助金も出たりしたこともあったんですけれども、民間の事業者さんもいろいろ協力をしてくれまして、タクシーツアー、自宅までタクシーが来てくれて、ちょっとドリプラで買物とか食事をして、その後、日本平の山頂に上がって、ホテルのアッパーラウンジでカクテルを一杯飲んで、それで、最後はまたおうちまで送ってくれるというようなツアーを千代田タクシーさんと組んでやったりですとか、あと、旅行会社さんが清水港のナイトクルーズをやっていただいたりとかしておりますので、夜に観光するという動きを、ナイトツーリズムというのを見ていただいた中で共鳴していただいて参加してくれている事業者さんがありますので、今後、そういうのを自立的に、国のお金が入らない中でもやっていただけるような商品にしていくとか、そういうところで、また連携をしていきたいなと考えております。  それから、先ほどのフェリーの関係の負担金を確認しましたので、報告させていただいてよろしいですか。  一般社団法人への負担金の交付額が、3,908万円でして、トータルの、県とか市町の負担金が2億5,000万円ちょっと。その中で、静岡市の占める割合が、28.8%となります。 77 ◯栗田委員 ナイトツーリズムにつきましては、いろいろな企画があってやっているということで、大変いろいろ努力されているなと感じました。これからもよろしくお願いいたします。  議案集4)の366ページの団体旅行等誘致事業、それから、367ページ(3)地域型宿泊誘客事業とあるのですけれども、静岡市に来るお客さんというのは、立ち寄る人が多くて、私は非常に宿泊が多いとは思わないのです。宿泊するための、条件的には何かちょっと弱いのかなという感じもあったり、例えば、温泉とかそういうのがないということもあって、立ち寄ったり、ただ見て回るという、そういった人たちがかなり占めているという感じがしますけども、ここにある団体旅行の誘致とか地域型宿泊誘客ということについて、今までどんな形で努力されてきたのか、その辺のことがありましたらお願いいたします。 78 ◯福地観光MICE推進課長 まず、団体旅行についてですけれども、これは、静岡市内を目的地にしていただいて、市内の有料観光施設に2か所以上立ち寄ってくれるツアーをつくってくれた旅行会社に補助をするというものなんですけれども、昨年度実施した中では、申請を受けた分では、観光バス2,000台ぐらいの申請をいただきました。ただ、年明け、緊急事態宣言等が出てしまって、ほとんどのツアーの催行が中止になってしまったものですから、最終的に来た台数はすごく少なくなってしまったんですけれども、そういうインパクトはございました。内訳を見てみますと、やはり御指摘のとおり、補助金も、宿泊してくれた場合は多く出すのですね。日帰りとか立ち寄りの場合だと少なくしているのですけれども、やはり圧倒的に日帰りというか、静岡市内に宿泊しない旅行というのが非常に多かった。そこが今後の課題かなと思っておりますので、今年度は、運用の中で少し制度を変えまして、泊まらない場合はインセンティブを落としています。その分たくさん来てもらうような形で対応しております。  それから、地域型宿泊事業ですけれども、こちらについては、ホテル旅館組合さん等が宿泊予約をした方たちにインセンティブを与えるというようなものになりますので、基本的に宿泊を誘致するという取組です。昨年度やっていただいた内容としましては、静岡の旅組さんは、楽天を利用して予約してくれたお客さんに対して宿泊料金を割り引く、そういうようなことをやっています。あと、清水地区の旅組さんは、エスパルスの試合を観戦した方限定で割り引くとか、そういうことをやっています。昨年度は、済みません、全国の移動が制限されたときは県民対象でやったものですから、ちょっとそういう形でやっていただいています。それから、梅ケ島のほうでは、梅ケ島の温泉の入浴剤を地域で開発してもらったものですから、宿泊者の方にそういうノベルティーをプレゼントするとか、そういう形で補助金を使っていただきました。  今年度については、同じ枠組みでやっているのですけども、制度の改善はしておりまして、情報発信に弱い部分があったものですから、こういう地域型宿泊事業で補助している事業を、じゃらんという旅行サイトに静岡の観光特集という形で載せて情報発信をしております。あとは、もっと宿泊事業者さんが地域の特性とか自分たちのグループでやりたいことができるようにということで、グループの要件を少し緩和して、事業者さんの使い勝手のいいような形に改善をしてやっております。 79 ◯栗田委員 最後ですけれども、議案集4)の367ページの(2)観光宣伝事業補助金がありますが、いろいろイベントがあって、そのたびに、パンフレットとかチラシを、交流館なんかに行くといろいろチラシがあって、それは見ることがあるのですけども、ちょっとこの内容と違うかもしれませんが、一般的にチラシとかパンフなんかが一般の家庭まで届かないのですよね。ですから、せっかくいい事業をやってもらったりしても、知らないうちに終わってしまうというふうなこと。交流館とかそういうとこへ行って熱心に見る人は、それを持ってきて参考にするんですけど、そうじゃない一般家庭の人は、なかなかチラシ等を見ることができないという状況と感じるんです。観光宣伝の事業として、例えば、できるかどうかは分かりませんけれども、町内会の回覧板で回すような、イベントがそこで見られると、じゃあ、行ってみようかしらと、そういうのがあると思うのですよね。見ていますと、せっかくすばらしいポスターとかチラシを作ってもらってはいるのですけど、最終的に一般家庭まで届くような考え、方法というものがもしできれば、もっともっとお客さんの移動とか人が集まってくるかなという感じがするのです。どこに答えてもらうか分かりませんが、そういう観光宣伝のポスター等のことについて、取扱いをしてくれるようなところがありましたら、その辺の考え方を、今までの流れと一緒に、これからどうするかということをちょっと言っていただきたいと思います。 80 ◯福地観光MICE推進課長 観光パンフレット等、市民の皆さんに、各家庭に届くようにという御指摘ですけれども、やはりこれは、事業の対象とか内容を含めて、個別にちゃんと精査すべきなのかなと思います。特に、昨年度やりましたマイクロツーリズムみたいな事業なんかは、おっしゃるとおり、本来、回覧板とかで回せるといいのかなと思います。先ほどの団体旅行とかは、旅行会社ですよね。業界団体に届けなければならないので、そういう一つ一つのターゲットをきちっと見極めた形でやっていきたいなと思います。当然、キャンペーンみたいなもので市民の皆さんにも使っていただけるものなんかもあったりしますので、特に体験的なものは市民の皆さんにも地元のいいものを再認識していただきたいと思いますので、全方位的にやるものとピンポイントでやるものと、その辺を見極めながらやらせていただきたいなと思います。 81 ◯平井委員長 それでは、この際暫時休憩します。                 午後0時1分休憩      ──────────────────────────────                 午後1時10分再開 82 ◯平井委員長 休憩前に引き続き委員会を開きます。 83 ◯市川委員 それでは、午後の部、市川から質問をさせていただきます。  何点かあるのですけれども、まず、確認の意味で1つお聞きしたいと思います。  ふじさん駿河湾フェリーの運航支援の関係なんですけれども、午前中の質疑で、栗田委員からもありました。重なるかも分かりませんけれども、私からは、今後の利用拡大策、フェリーの利用者数をどう増やしていくかという点について、1点だけお聞きしておきたいと思います。よろしくお願いします。 84 ◯福地観光MICE推進課長 駿河湾フェリーの利用拡大策ということですけれども、まず、本市としましては、午前中にも少し触れましたけれども、環駿河湾観光交流活性化協議会という協議会に入っておりますので、こちらでの利用促進のプロモーション事業に取り組ませていただきます。この協議会は、環駿河湾地域の観光誘客を目的に、静岡県、一般社団法人、本市をはじめとする地域の市町、観光協会等で組織されておりまして、昨年度やった内容は、観光資源として、乗ることを楽しみにしてもらいたいということも含めて、駿河湾フェリーを宣伝するポスターですとか動画を制作しております。あと、ファミリー層の誘客を目的としまして、船上の社会科見学ということでデッキを掃除したりとか操縦席を見せてもらうとか、そういう催しを企画してフェリーの利用を促しております。こういう形で県とか一般社団法人と連携して進めておりますけれども、それ以外に、静岡県が主体的に取組を進めておりますのが、「今こそしずおか元気旅」旅行キャンペーンと合わせて乗船料の半額キャンペーンをやっていて、これも効果があるのではないかなと思っております。  あと、一般社団法人のほうで独自にやっているものが、オーバーライディング・コミッション制度ということで、運航法人である一般社団法人が旅行会社と契約するものなんですけれども、旅行会社と目標値を定めて、それを達成した場合には報償費を出すという契約を結んでやっているそうでして、令和3年度、33社の旅行会社と契約を締結したところ、かなりの会社が目標を超えて動員をしてくれたと聞いております。こういった取組を県も含めて一緒になってやっておりますので、引き続き、こういった内容を充実化していく形で利用拡大に取り組んでいきたいと思っております。 85 ◯市川委員 ありがとうございました。  それでは、2問目に入りたいと思います。議案集4)の364ページの観光宣伝費ですけれども、先ほどもたしかお話がございました。Learn、Tea、Sea事業について、どのような事業を具体的に行ってきたのか、もしお分かりならば教えていただきたいと思います。 86 ◯福地観光MICE推進課長 こちらにつきましては、するが企画観光局が5市2町を対象として取り組んでいる事業になります。  まず、Learnですけれども、これは、令和2年8月に、子供さんが楽しんでいただけるような体験プログラムとか体験できるような商品をまとめたサイトになりますけれども、「MANAVIVA!」という名前の専門サイトを開設しております。  Teaにつきましては、茶の間と言ったほうが分かりやすいのかもしれませんけれども、茶畑で絶景を眺めながらお茶が楽しめるようなテラスですけれども、昨年度、市内に5か所の茶の間がありましたけれども、そういった地元の生産者さんの取組を支援して、この5か所ですね、民間さんが自走して経営できるような形にさせております。  それから、Seaですけれども、これは、焼津が中心になりますが、「勝魚かつ」という商品──カツオを揚げたものを使ったキャンペーンです。「勝つ」ということで、縁起物で、受験のシーズンとかにみんなで食べてもらうというようなことで、冬場の期間限定でキャンペーンをしております。  それぞれの実施状況になりますが、まず、Learnの「MANAVIVA!」ですけれども、昨年度は、ポータルサイトのサイトビューが32万件以上で、登録者の方が1,220人、予約された方が993人で、体験された方が672人ということで、キャンセル等が一部ありましたけれども、こういう体験のプログラムを掲載したホームページでこれだけの誘客をしたという実績となっております。  それから、Teaの茶の間になりますが、5か所自走支援をして、その上で、昨年度は新たに藤枝市に新しいティーテラスを開発、そちらの運用が始まっているという状況です。今年度は島田市にもう1か所立ち上げる予定で今、準備をしております。自走した5か所を含めてですけれども、利用者のほうは、令和3年度は3,000人を超える方に御利用をいただいたということになっております。  それから、Seaのカツオでございますが、「勝魚かつ」という料理、商品を作って売り出すということで協力をいただいた事業者さん、お店が15店ございました。15店の参画で、「勝魚かつ」のメニューを売り上げた数が6,200食ちょっとと伺っております。事業期間については、12月から3月までの間で実施しております。 87 ◯市川委員 ありがとうございました。利用状況等がよく分かってよかったと思います。  次に、伺います。議案集4)の356ページ、お堀の水辺活用事業(葵舟)ですが、利用者が5,335人となっております。達成度はCということで、ちょっと残念なところはあったんですけれども、これらの運行状況等についてどのようになっているのか、お伺いしたいと思います。 88 ◯福地観光MICE推進課長 葵舟の運航状況でございます。まず、葵舟につきましては、現在、土日、祝日に運航をしております。時間帯につきましては、始発が9時半、最終が4時30分出発ということで、40分間隔で運航をしております。料金については、大人1,000円でございます。  昨年度につきましては、コロナ禍で定員を減らして運航した体制の中で5,335人の乗船をいただきました。あと、これに加えて貸切りとかもやっておりますので、通常運航で5,335人、その他貸切り等、企画船とかで御利用いただいているケースもございます。 89 ◯市川委員 ありがとうございました。  あと2点ほどお伺いしたいと思います。スポーツ振興課に関わることになっていきますけれども、議案集4)の495ページの体育館費についてお伺いしたいと思います。  体育館費の決算額は6億円余となっておるのですけれども、維持管理にも大変御苦労されていると思っています。その中で、維持管理の中でも、体育館等について、どのような修繕を行ってきたか、お伺いしたいと思います。 90 ◯谷川スポーツ振興課長 体育館等で修繕したものですけども、令和3年度主なものでいいますと、中央体育館の非常用自家発電設備の修繕、長田体育館の防火シャッターの修繕、南部及び長田体育館の飛散防止フィルム貼付け修繕、南部体育館の雨どいの修繕が主なものでございます。 91 ◯市川委員 ありがとうございます。大きなものとして、今、お伺いしましたが、これからもいろいろ修繕が出てこようかと考えております。そうした意味で、今後の修繕計画はどのようなのか、分かれば教えていただきたいと思います。 92 ◯谷川スポーツ振興課長 まず、中規模、大規模の修繕につきましては、長期的に見て、スポーツ施設配置適正化方針に沿って行うことになっております。次に、短期的に見て、突発的なものでありますと、修繕では、利用者に危険が及ぶまたは施設運営に直ちに支障を来すものを一番優先的に考えております。2番目には、法令改正等に伴う修繕、3番目が、法定点検での指摘等に基づく修繕、あと、法定点検等の指導事項に基づく修繕ということで行っておりまして、実際のところ、利便性向上につきましては、その後になってしまうような形になっております。 93 ◯市川委員 分かりました。修繕計画等についてもこれからいろいろ出てこようかと思いますので、その都度、またいろいろ教えていただければと思います。  最後の質問になります。今回の台風15号、安倍川グラウンドあるいは与一のグラウンド等も含めて、大分荒れが目立っているところがございます。これについては、どういうふうに整備していくか、今後、決まると思うのですけれども、今、ちょうどスポーツのシーズンでスポーツの秋とも言われております。今年、スポーツができなくなってしまう方も、何人か影響が出る方もいらっしゃるかと思うのですけれども、それらはどれぐらいあるのかということをつかむ上でも、昨年のこのスポーツの秋の期間に利用実績がどうだったのか、分かれば教えていきたいと思います。 94 ◯谷川スポーツ振興課長 おのおの細かいものはちょっとまだ調べ切れていませんけれども、例えば、野球関係ですと、県の小中学校の大会、市内のソフトボールの大会とか少年軟式野球大会、あとは、静岡市のソフトボール協会のリーグ戦などが行われておりました。サッカーグラウンドにつきましても同じように使っております。それと、クラブチーム等がサッカーも野球も使っております。  心配されておりますように、スポーツの機会が減るんじゃないかということでしたけれども、今、私どもの課としましては、学校の施設の利用もやっていますので、学校のグラウンド等を紹介して、少しでもスポーツをやる機会を増やすように、減らないように努力をしております。そのために、学利協と言いまして学校利用促進協議会をうちの課が持っていますので、空いている学校のグラウンドを紹介したりとか、なるべくそういうことで、皆さんのスポーツをやる機会を減らさないように努力しておりますので、議員の皆様にも御協力のほどよろしくお願いしたいと思います。 95 ◯市川委員 ありがとうございました。スポーツに親しむ秋ということですけど、いろんなところの利用が妨げられるということになって、今、言われたように学校グラウンド等の紹介もされるということで、ぜひみんなが一刻も早く元気に生活できるような状況を、お互いに頑張って作り上げていきたいなと考えております。ありがとうございました。以上で質問を終わります。 96 ◯平井委員長 ほかにないようですので、質疑を終わります。  次に、要望・意見、討論に移ります。  念のために申し上げますが、本件は、昨日の経済局及び農業委員会事務局所管分も併せて討論をお願いいたします。  それでは、要望・意見、討論をどうぞ。 97 ◯島委員 それでは、自民党です。  本日の決算審査につきまして、昨日行いました経済局及び農業委員会事務局所管分の認定第1号中所管分と併せて、賛成をいたします。  それでは、意見・要望です。  静岡型体験観光推進事業についてでありますけれども、大変すばらしい実績だなと思っております。ただ、東京はもちろん魅力的ではありますが、海や川といった自然と触れ合う体験や地方ならではの静岡でしかできない体験というのもたくさんあると思います。アフターコロナにも来ていただけるように、近隣の学校関係者とのつながりやファンを増やしてリピートにつながるように、新たな体験観光も模索しながらリピーターを増やしていっていただきたいなと思います。  次に、観光施設管理運営費についてであります。まず、観光トイレですけれども、過去に、ほかの委員会でも意見・要望で伝えてきましたけれども、見る場所が充実していてもトイレが汚い施設には行きたくないという女性の声を度々聞きます。家族連れをはじめ、観光客に訪れていただくためには、トイレの整備と美化が大変重要です。また、小さなお子様連れは、2~3時間おきに授乳やおむつ替えが必要になりますので、来場してもらうためには必要な設備です。観光施設に限らず、設備はあっても、汚れていたりおむつ替えがしにくい位置に設置をされていたりと、利用者目線ではないと思うことが多々ありますので、子育て応援をしている本市なので、ぜひ子育て世代にも優しい観光施設の整備をしていただきながら、多くの方が訪れる観光施設にしていただきたいと要望しておきます。  次に、観光施設管理運営費の海水浴場についてでありますけれども、民間投資も進んで、三保海岸、用宗の沿岸エリアの来場者が大幅に増加しているということでうれしく思っております。一方で、観光客や子供連れが楽しんでいる波打ち際の近くで水上バイクを猛スピードで走らせるといった、ルールを守らない人も増えていて、いつ事故が起こらないかという不安の声も上がっております。市が条例を作って利用者のマナーを徹底させることなども必要だと思いますので、地元住民や漁業関係者、警察、海上保安庁、水産漁港課などとも連携しながら、安心・安全な海岸利用とともに、公民連携で新たな魅力向上を図って、さらなる来場者の増加に向けて検討を進めていただきたいと思います。  次に、イベント開催助成費についてでありますけれども、イベントは、コロナや天候の影響などで延期や中止となることも往々にしてあります。準備や広報などの経費だけに限らず、参加者の宿泊費のキャンセルなどは、イベント規模が大きければ大きいほど地域の経済に与える影響が大きくなります。コロナという理由で直前になって中止になれば、不確定要素が多くなればなるほど民間の協力を得るのがなかなか難しくなると思いますので、民間事業者が不利益を被ることがないよう、行政が事業者の声を聞きながらイベントの開催補助や支援について、さらなる検討を進めていっていただければなと思います。  次に、観光施設維持管理事業についてでありますけれども、市内には、意外と知らない観光名所がたくさんあると思います。私も毎週、大河ドラマの最後に紹介されるゆかりの地を見ながら、行ったことがある場所では、へー、そんなところがあったんだということを思うことが多々あります。この静岡の地域でも、先ほど地域のPRをしていきたいという御説明がありましたが、いざ来年になって、「どうする家康」を見たら、市民が知らないところばかりでしたというようなことにならないように、地元の方しか知らないような観光名所についても、今川とか徳川のゆかりの場所のピックアップを事前にしていただいて、ぜひPRをしていただきながら観光誘客にもつなげていただきたいなと思います。  次に、まちは劇場コンサート事業でありますけれども、今年度、まちは劇場推進課のTRY’22の負担金を活用して、全日本ピアノ指導者協会の皆さんが、静岡駅北口の地下広場などで子供のピアノマラソンであったりプロの演奏家によるアンサンブルコンサートの開催をしてくださっておりますが、子供がホールに行ってみたいと思ってもらうためには、まず、身近で音楽に触れあう機会が大変必要だと思います。子供はもちろん、大人にも良質な音楽を聴いてもらう機会をさらに増やしていただいて、まちは劇場と合わせて、街角で音色を耳にする音楽のまちとなるように期待をしております。  次に、姉妹・友好都市交流についてでありますけれども、コロナ禍でもオンラインなどを活用して海外との交流が継続されていると聞いて安心しておりますが、先ほど、台湾とはマラソンだけでなくバスケットの交流も進んでいるということで、私も学生時代バスケ部だったものですから、大変楽しみにしております。コロナが落ち着きましたら、ぜひベルテックスと台湾のプロバスケットボールチームの交流戦など、そういったものをぜひ見たいなと思いますので、引き続き、国際交流に力を入れていただきたいと思います。  次に、歴史文化施設建設事業についてでありますけれども、グランドオープン前にもかかわらず、9月末で2万人近く来場されたということで、期待をしております。しかし、この2万人がまた来たいと思ってくださっているのかが大変重要だなと思います。建物がきれいでおしゃれでも、見たいものや体験できるものがないと、二度、三度とリピートしてくれませんので、今後の企画、運営に大変期待をしております。  また、1点ですが、できたばかりなのに、入り口付近の屋根から雨がジャバジャバと落ちてくるという話も聞いておりますので、そのほかにも不具合等がないか確認をしていただいて、グランドオープンに向けて万全な準備、整備を行っていただきたいと思います。  次に、静岡市民文化会館の再整備事業についてでありますけれども、本当に大変すばらしいものを見せていただきました。ぜひまた別の劇も観てみたいなと思いますので、誘致も含めて、それと、あと、先ほど言われていた開催者が使いやすい設備にしていただいて、ぜひ多くの子供たち、大人も楽しめる文化会館にしていただければなと思います。  それと、駿府城公園の夜間景観整備について、巽櫓のライトアップなど、葵舟から船上で見たら大変いい景色なんじゃないかなと思います。桜や紅葉の時期、真冬の星空など、1年を通じて観光客に訪れてもらえるように、葵舟や先ほど御説明のあったしずおかピクニックガーデンなど他の事業とも連携をしながら観光交流につなげていただきたいと思います。  最後に、日本平動物園についてですけれども、質問はしませんでしたが、近年、日本平動物園の企画や広報は大変すばらしいなと思っております。尖ったところがみんなにうけているんじゃないかなと思いますので、ぜひ、日本平動物園、災害で被害を受けたということがありますけれども、1日も早く復旧をしていただいて、安心・安全に子供たちが訪れる動物園になるように、ぜひ頑張っていただきたいと思います。 98 ◯児嶋委員 まず、志政会といたしまして、本日の決算審査について、昨日分も含めて賛成とさせていただきます。  要望・意見といたしましては、まず、市民文化会館費、静岡音楽館費については、指定管理者が施設利用率向上とか入場者数向上に向けて広報活動等実施されているかと思いますが、市からの支出を減らすためにも、市も収支改善に向けて積極的に関わっていただきたいと思います。また、答弁にあったオンライン配信による収入増というのは非常によい事例かと思いますが、SNSや様々なメディアを活用した周知活動も徹底していただきたいなと思います。  また、中ホールなどは市民の発表の場にもなっているかと思いますが、予約して借りるのが難しいという声も聞いております。静岡市民文化会館は、今後、大規模改修も予定されておりますので、市民のニーズをしっかりと聞いてもらった上で、発表の場の確保もお願いしたいなと思います。  それから、静岡市美術館費についても、指定管理者が利用率向上とか入場者数増に向けてPR活動をされているとは思うのですけれども、美術館にあまり行ったことがない人も、一度は行ってみたいと思うような、マスコミにも受けがよいような魅力的な展示会を増やすとともに、あわせて、SNSや様々なメディアを使った周知活動もお願いしたいと思います。
     それから、文化活動継続支援補助金については、これはコロナ禍ならではの支援かと思います。今後も、パンデミック以外にも大規模災害等いろんなリスクがあるかと思うので、事業者の声に耳を傾けて、柔軟な素早い対応をしていただきたいなと思います。  MICE誘致推進費については、これは主にオリンピック・パラリンピック関連の活動と認識しておりますが、オリンピック・パラリンピック以外にも様々な国際的なイベントがあって、海外の人に静岡市をもっと知ってもらうだとか、市民と海外の人との交流の場にもいろいろ活用できるかと思いますので、スポーツや世界の国に市民がいろんな興味を持ってもらうような形でまちが活性化するよう、ウィズコロナに応じた各種交流会を実施していただきたいと思います。  それから、駿州の旅日本遺産推進事業については、まだ知名度が十分にないかなというのが私の印象でありますので、魅力的なイベントとか関連商品の開発をするとともに、まずは、市民に多く知ってもらうこと。それから、市外・県外から多くの観光客を呼び込むような事業につなげてもらいたいと思います。  最後に、体育館管理運営費や総合運動場管理経費について、ユーチューブ等の動画を使って自宅で運動をするのは非常にいい事例、いい工夫かなと思いますけれども、やはり対面での交流も非常に大事なので、今後、感染状況を見ながら、対面とリモートの両者を併用しながら、市民が運動しやすい環境づくりを引き続きお願いしたいと思います。 99 ◯栗田委員 創生静岡、決算審査、認定第1号には賛成です。  その中で、海洋文化施設建設事業費ですけれども、予算案につきましては、以前は反対、凍結ということで反対をいたしましたけれども、決算を見ますと、適正に処理されていると判断するということで、これについては賛成ということにいたします。しかし、これからの議案として出てくるものについては、それぞれ審査、精査をさせていただくということで判断をしたいと思っておりますが、これについては賛成ということにいたします。  それ以外の体験教育旅行については、清水の特徴を生かした、あるいは静岡市の特徴を生かした事業としてプログラムを組んでいただきたい。ますます拡大され、活動が活発になるように期待をしております。  駿河湾フェリーについては、乗船料金とか、あるいは赤字とかそういうものだけではなくて、防災のとき、あるいは観光面、交流面では、必要なものもあると理解しております。そんな中で、やはり現状からもう少し内容を改良していただいて、駿河湾フェリーの必要性が十分に確保できるようなものを、市として県に意見を言うとか、そうしたものにして改良していただきたい、このように思います。  まちは劇場ですけれども、いろんな団体、いろんな民間の方々、あるいはそれぞれの地域の方々が盛り上げていろんなイベントをやるということについては、私はこれからも進めていただきたいと思います。そういったものを通して地域が盛り上がり、あるいはまちづくりにつながるというふうに思っておりますし、私たちの地域も、やっぱりこういったものが盛り上がれば、まち全体が、大変いい方向に進むのではないかと考えております。  あと、さっき言いましたけれども、1年で、単年で終わってしまうのではなくて、継続的に、イベントとして何年も続くような、そんなものを、特に優先的に考えてもらいたいなと思います。  ナイトツーリズムについては、いろんな企画を先ほど聞きましたから、そういったものをプログラムに入れてもらって、静岡市にはほかにもとてもいいところがナイトツーリズム候補地としてたくさんありますので、そういったものも含めて、これから拡大してもらったり、あるいはいろんな人たちにこういったものを広げていくということを期待しておりますから、よろしくお願いいたします。  あと、私は宿泊客があまり多くないと、さっきも言いましたけれども、静岡市は非常にいろんな観光面でもすばらしいものがあるということで、そういったものをやはりもっと見直してもらうとか見てもらうということで、宿泊しながらということがやっぱり必要だと思っているのです。経済の活性化とかいろんな意味で、ただ1日、日帰りで帰ってしまうのでは非常に残念ですので、その辺の事業をこれから進めてほしいと思います。  あと、観光宣伝事業ということで、いろんな事業が次から次にイベントとして開催されるということは、とても有り難いことだし必要だと思いますが、それら一つ一つが一般の人たちのところまで届かないといいますか、知らないうちに終わってしまったということがあると思いますし、私も後からチラシを見て、あ、これよかったなというと、日にちがもう過ぎているというようなことで、そういった人も中にはいるかと思いますので、そういった人たちに何らかの形でその事業、あるいはそのイベントをPRできるような、そんなシステムをもう一度見直してもらって、もし、もっとそれぞれ拡大することがあれば、そんなことをぜひやってほしいというのが私の要望です。 100 ◯大石委員 公明党です。令和3年度の決算認定について、認定第1号、公明党として賛成させていただきます。  それで、要望・意見ですが、昨日の経済局さんにもお伝えしましたが、この中にも、この台風で個人的に被災をされた方、それから地域が被災された方、委員会どころではないという方もいらっしゃる中で、今日こうやって御出席もしていただいて、さらに、次長の御説明によるといろんな関連施設が被災にあったということです。私は、一番近いところですと、できてまだ間もない「みほしるべ」、バリアフリーだからこそかもしれませんが、たっぷりお水が入ってしまったということで、所長が今日来られていますけれども、大変な思いをされていらっしゃる中での今日の参加だと思いますが、傷んだところを全力を挙げて復旧していただきたいと思います。  その関連ですけれど、いろいろ面白おかしく言われているものですから、私としてもちょっと皆さんにお伝えしたいなというふうに、委員の方々も含めてちょっと、すみません、お話をさせていただきたいと思います。  9月23日の夜半ですよね、台風の雨脚が強くなったのが。それで、24日の朝にかけて台風一過、襲来ということで、被災状況が明るくなる段階で判明していくということだったと思います。私も、うちを7時半に、作業服で飛び出して外に出た段階で、巴川が近いものですから、ホースを目いっぱい使って泥出しの作業を、各お宅なんかやってらっしゃいました。大変なことになったなと思っていました。私は清水区だものですから、お昼間際に断水という情報が入ってきて、昼過ぎには断水になりました。一部、南部ルート、北部ルートで安倍川の伏流水を頂いているということで出ているところも少しありましたが、エリアとしては、由比と蒲原を除いて実際出ているのは一部でした。大半はそのまま断水で、こんな長期になるとは思わなかったですが、1週間以上というので、復旧もしなかったものですから、私も本当に、自宅も6人で住んでいるものですから、水の確保要員で、トイレの水なんですが、生活用水の確保とかで公務というか、議員活動の中で、9割で、うちのことも、ちょっと高齢の親もいるものですから、そんなことをしておりました。  そんな中でですけれど、草薙の龍勢花火が、実は25日の日曜日、台風翌日のお昼から行われました。これにあっては、コロナ禍と、それから被災の早期の回復というかそういうのもあって、一部ですが、地元の議員さん、それから市長も参加をされました。本当に市長なんかは面白おかしく報道されているんですが、祈っていただいたというのは、地域の安穏と無病息災、ここをしっかり祈っていただいて、早足に、お祭りの現場を中座されたと聞いております。本当にいろんな所管の方々のお疲れもたくさんあるんですが、私は実際は、全くその地域におりませんで、バイクで区内を駆け巡っていたものですから、龍勢の音も全く聞こえず、実は新聞記事で開催を知りました。  本当に、この文化、歴史という所管の皆さんがやっていらっしゃることは、やっぱり平和でなければ一般市民も気が行かないところだと思います。こういうところで、実際、台風の場合はちょっと時間がありましたけれど、いつ災害が発生するか分からないということで、先ほどもちょっとお話させていただきましたが、施設の安心・安全というのをもう一歩強化をお願いして、私の要望とさせてもらいます。 101 ◯平井委員長 大石委員、すみません、今年度の決算の話ですから、決算に対する意見・要望でお願いしたいと思います。 102 ◯市川委員 共産党です。認定第1号について、反対の意見を述べます。  主要施策成果説明書の122ページですけれども、海洋文化施設整備事業については、新型コロナ感染症の影響により、令和2年9月定例会で、事業予測や事業収支、リスク分担、運営期間の再検討が必要ということから、一旦、債務負担行為を取り下げた経緯がございます。事業予測は年間70万人との見方もあるのですけれども、全国でもこれだけの入場者がある施設は僅かであるということと、今に至っても赤字リスクは大きいと考えております。コロナ感染症の収束が見込まれないということで、市民の命と暮らしを守ることがやっぱり優先すべき課題であろうかと考えております。計画段階から赤字が見込まれる、あるいは市の補助金を考えなければならないというような事業については、一旦立ち止まって再考すべきであるのではないかと考えております。今後の事業再開に向けた予算執行についても、当初予算でも反対をしてまいりましたけれども、この決算についても反対を表明しておきます。  意見・要望ですけれども、いろいろ伺いました。観光誘致、あるいは、にぎわいの創出、いろんな点で御苦労されているということがよく分かりました。そういった中で、これから静岡市としてコロナを乗り越えていくためには、いろんな事業が、普通に営んで成り立つような事業を構築していくというふうなことも必要かと考えておりますので、そういう点でも観光事業を進めていっていただきたいと思います。ただ、1つ懸念されるのが、GoTo事業の再開だとかそういったものが今度の第8波に移行させないというふうな観点をしっかりと握った上で実行すべき課題かなと考えておりますので、慎重な対応をお願いしておきたいと考えております。  また、体育館等の修繕計画をいろいろお伺いしました。大きなものについては、先ほど計画等、長期的、短期的にはこうする、あるいは優先順位はこういうふうにするというお答えがありましたけれども、そこの体育館等を使用する人間は、そこがより使いやすいかどうか、あるいはそこに備えられている備品等がしっかりしたものであるのかどうなのか、そういうふうなことも大変気になるとお伺いしているところでございますので、そういった点でも少し目配りをしていただいて、備えられている備品、あるいは消耗品についても適宜補充、修繕されていくように要望をしておきたいと思います。 103 ◯平井委員長 ほかにないようですので、要望・意見、討論を終了し、採決を行います。  反対の討論がありましたので、本件は挙手により採決いたします。  認定第1号中所管分は、認定することに賛成の方の挙手を願います。             〔賛成者挙手〕 104 ◯平井委員長 賛成多数ですので、認定第1号中所管分は、認定すべきものと決定いたしました。  以上で、決算審査を終了します。  次の議案審査に関係のない説明員の方は、退席いただいて結構です。             〔関係外説明員退席〕      ────────────────────────────── 105 ◯平井委員長 次に、議案審査に入ります。  議案第112号中所管分及び議案第131号を一括議題といたします。  それでは、当局の説明をお願いします。             〔当局説明〕 106 ◯平井委員長 ただいまの説明に対し、質疑に入ります。  発言の際には、議案書の番号、ページ数、項目等を述べていただくようお願いいたします。  それでは、質疑をお願いします。 107 ◯島委員 それでは、質問させてもらいます。  資料-2の4ページ、大河ドラマ活用推進事業についてでありますけれども、ビールを選んだ理由と、どのようにこのビールを商品化、販売をしていくのか。あと、どのような醸造所が参画をするのか、教えていただけますか。 108 ◯福地観光MICE推進課長 大河ドラマ活用推進事業、3点御質問をいただきました。  まず、なぜビールなのかというところですけれども、これは静岡大学と地元のクラフトビールの醸造所の皆さんが、こういうことをやりたいよということで提案をいただいたことが発端であります。ビールの市場を見てみますと、通常のビール自体の市場は縮んできているものの、クラフトビールに関しては、市場そのものがどんどん大きくなってきていると。クラフトビールの醸造所も増えているという市場動向であると把握をしております。そういうことも踏まえて、クラフトビールが地域活性化につながっていく事例も結構ありますので、これは大いに観光活性化、特に「どうする家康」で誘客をするタイミングに家康公にちなんだ形で商品が開発できると言っていただいて、そういうタイミングの問題もありますので、これはチャンスなのかなというふうに捉えております。  やはりクラフトビールというと、その醸造所に行かないと飲めないということもあります。それに、そんなにたくさんの量が作れるわけでもないと思いますので、観光客に訴求するに当たっては、行かないと飲めないというような戦略も取れると思っております。当然、大河ドラマ館を見ていただいて、歴史博物館を見ていただいてということもあると思うのですが、その先に市内を周遊していただく1つのツールになると思っておりますので、今回はこのビールの計画に協議会としても参画をしていこうと決めたという経緯がございます。  次に、どのように販売していくのかというところですけれども、まだ商品がございませんので、これから静岡大学さんに頑張っていただいて、クラフトビールに適した酵母を早く見つけていただいて、それをたくさん培養していただくということになってくると思います。商品化に向けては、どういう形で売っていくのかとか、どういうふうにブランディングしていくのかは、マーケティングの事業者に入ってもらって進めていく予定でおります。やはりスタート時には、そんなにたくさん売れる状況にはならないのかなとも思いますので、希少価値を売りにして、大河ドラマ館に設置する物販所で販売するとか、あるいは醸造所でしか飲めません、醸造所なら買えますとか、そういう売り方になっていくのかなと考えております。  あと、3点目、どのような醸造所が参画するのかということですけれども、市内にクラフトビールの醸造所は5か所ございまして、大学さんのほうでも全てのところに声かけはいただいていると聞いております。私どものほうでも、状況を聞いて、どうしますかという話も聞いているのですが、そのうち、現段階で3か所はぜひやるというふうに言っていただいております。 109 ◯島委員 ありがとうございます。ちなみに、このビールは、大河ドラマの期間だけの取組なのか、ドラマの終了後も継続して力を入れてやっていくのか、その辺について、お分かりになれば教えてください。 110 ◯福地観光MICE推進課長 基本的には、この期間限定ということでは考えておりません。単なるお土産品として1年間売るということではなくて、静岡大学さんにも当然研究は続けていただきます。酵母をより良いものにしていって、商品もより良いものにブラッシュアップしていくということも視野に入れて、令和5年度も活動を続けてもらいます。参画するブルワリーの設備面の問題もあるのですけれども、お土産として販売していくだけではなくて、将来的には、飲食店にも提供していただけるような形にしてもらって、話題性をしっかり持って、特に今回に関しては、私ども協議会のほうでも家康公が愛したまち静岡というフレーズでいろんな取組をしていますので、それはドラマが終わっても、ドラマと関係なしに我々も永続的にやっていく内容になりますので、家康公が愛したまちのおいしいクラフトビールだよという形で、地域に定着していくような形で、これをきっかけに、私どもの部署でも支援に関われればいいなと考えております。 111 ◯島委員 ありがとうございました。  続きまして、資料-2の5ページ、宿泊施設等高付加価値化設備整備等助成についてでありますけれども、こちらの補助制度の概要と市内事業者の申請内容というのはどういうものなのか、教えていただけますか。 112 ◯福地観光MICE推進課長 まず、こちらの制度ですけれども、官公庁の補助事業で地域一体となった観光地の再生・観光サービスの高付加価値化事業にエントリーして採択を受けた取組となっております。この事業には、するが企画観光局が市内の宿泊事業者の計画を取りまとめて地域の計画にしたという形で国にエントリーをしております。国から受けられる支援というのが、宿泊施設とか観光施設の大規模改修に関連した経費ですので、外装を直すとかというようなところです。本市としては、こういう新しい取組、採択を受けた事業者をさらに支援して、国の支援を受けてやる事業をさらにいいものにしていくために、国で補助対象になっていない部分を市として独自に支援しましょうということで、備品とか内装に関する部分を市が単独で合わせて補助していきますよという制度を組んで、この事業をよりよいものにするために支援させていただきたいと考えております。 113 ◯島委員 ありがとうございます。  続きまして、資料-2の5ページ、まちは劇場TRY’22開催事業負担金についてでありますけれども、9月補正の概要と、春フェス、夏フェスの実績、秋フェス、冬フェスの見込みが分かれば教えてください。 114 ◯鈴木まち劇場推進課長 まず、9月補正の概要についてです。このTRY’22の事業の目的は、イベントの回復や持続的な開催を支援するということでありまして、また、それに合わせて、消費活動促進の契機となることを目的としているものでございます。当初は、年間を通じて230件の奨励対象イベントを想定しておりましたが、春フェスと夏フェスにおいて、約200件のイベント実績があります。これによりまして、この傾向を見ますと、まちは劇場TRY’22の目的であるイベントの回復というものは、ほぼ達成見込みではないのかなと考えております。9月補正におきましては、年間の見込み、当初は230件と見込みましたが、これを350件に想定をいたしまして、秋フェス以降は、イベントのさらなる継続、そして拡大を図っていくために補正予算として計上させていただいたものでございます。  続きまして、TRY’22において、春フェス、夏フェスのエントリーの実績と秋フェスの見込みということでございますけれども、まずは、春フェスで実績が69件、夏フェスが131件、夏フェスまでに合わせて200件のエントリー実績がありました。秋フェスは現在、受付をしているところでございますが、9月末の時点では、100を超えるエントリーをいただいております。秋と冬と合わせて150件を見込んでおりまして、合計年間350件と。ちょっとオーバーするのかなという気もしておりますが、そのような見込みをしているところでございます。 115 ◯島委員 ちなみに、コロナ禍の経済対策として、どのような効果を見込んでいるのか。また、イベントやお祭りの持続化に向けて、どのような取組をしているのか、その2点について教えていただけますか。 116 ◯鈴木まち劇場推進課長 コロナ禍の経済対策ということでございますけれども、まず、効果をはかる手段といたしまして、アンケートを実施しております。このアンケートの対象は、イベントの主催者、そして、秋フェス以降は、イベントに来た来場者に対してもアンケートを実施しております。春フェス、夏フェスで来場者の累計を集計しましたところ、289万人の方が来場されているという報告を受けまして、この300万人近い来場者が消費活動の契機となることによって、経済効果が見込めると考えております。そして、先ほど申し上げました主催者に対するアンケートの実績というか反応ですけれども、9割を超える主催者が、来年以降も開催しますよということで、持続に向けた効果も現れているのではないかと考えております。また、今、集計途中でございますが、来場者の消費については、1人頭1,000円以上は消費しているというような、途中の経過でございますけれども、こういった経済効果がどれくらい出ているのかというのは、事業完了と同時に集計をしたいと考えております。  続きまして、2つ目、イベントやお祭りの持続化に向けて、どのような取組をしているかという御質問だったと思いますが、まず、イベントをやるに当たりまして、イベント主催者、イベントの収入減というものは、まず、イベントに関わるマルシェなどの出店料が第一の収入源だと思います。その次が、企業とか、もしこれが自治会の事業であれば、自治会からの負担金とかがあると思いますが、こういった企業からの協賛金が続く収入ではないかと、主催者からのヒアリングで実績を得ています。では、どういったものを持続化に向けて市として支援するのか。こういった企業からの支援金、協賛金を、どのようにしてイベント主催者に結び付けていくのか、このようなマッチング作業に、今、取りかかっているところでございまして、一般のイベントをやる方に対して、どれぐらい支援を出してもらえて、どういった結び付きができるのか、現在、取り組んでいるところでございます。 117 ◯畑田委員 1点だけ質問させてください。  地域型宿泊誘客事業支援助成について、お聞きいたします。台風15号の被害を受けて、市内の旅館、ホテルも被害に遭われた方、それから、なかなか旅行客が来られなくなってしまった方もいらっしゃると思います。これ、継続事業ということですけれども、中には、旅館、ホテルなんかで、市外から被災の支援を込めて来たいよというお客さんも多いと思いますけれども、開催の時期、全国旅行支援も始まりますけれども、その辺も、事業者のニーズに合った支援をしっかりと行っていただきたいと思っております。その辺につきましてのお考えをお聞きします。 118 ◯福地観光MICE推進課長 委員御指摘のとおり、今の時点で被害に遭って休業しているようなところは、お客さんが予約をしていても実際にはキャンセル、全然、制度も使えないというような状況になってしまうかと思います。今回の補正で第2期をやらせていただくのですけれども、2月末までの期間で想定をしております。緊急の復興をしていただいて事業を再開していただければ使っていただけるものと思っておりますが、やはり長期の休業を余儀なくされてしまう場合ですと、これだけでは足りないのかなとも考えております。この事業自体が、地域の実情を捉えて、少数の宿泊事業者でもグループを組んでいろんなキャンペーンをやって、その原資に当てられるよという制度ですので、その辺の使い勝手を、また今後、旅館組合の皆さん等にも説明をしながら、既存の制度でありますけれども、これをうまくカスタマイズして、復興みたいな部分にも活用していただけるような形で対応していければいいのかなと思っております。 119 ◯児嶋委員 では、質問させていただきます。  資料-2の4ページ、お堀の水辺(葵舟)活用事業について、先ほど、葵舟の乗船者数の説明があったかと思うのですけれども、乗船率としてはどのようになっているのか、あと、今回3そう目が加わるということで、その活用方法についてお聞かせください。 120 ◯福地観光MICE推進課長 葵舟の乗船率ですけれども、昨年度の全体の乗船率が75%となっております。これは、それぞれコロナ禍において定員を減らしたりしておりますので、その減らした中で計算して75%です。ただ、静岡まつりとか大道芸ワールドカップなど、駿府城公園で大規模なイベントが開催されるようなときには、乗船率が100%になります。  3そう目の活用についてですけれども、基本的に、通常に運行している中では、乗船率が75%という中で、2そうで足りている部分ではあるんですが、やはり乗船率100%を超えてくるときに、どうしても取りこぼしているなというようなことがありますので、そういうことのないように、まずは、1そう増やして対応していくと。来年1月の歴史博物館のグランドオープンとか大河ドラマ館の開設等で、駿府城公園のにぎわいが増してくることが見込まれます。それに、花見の時期とか公園内でのイベントがある時期は、必然的にお客様に注目され大いに動員できると思っておりますので、そういうときに乗れないお客様が出ないように効果的に活用していきたいなと思っております。  また、土日、祝日で通常運行している中に貸切りの予約等が入ったときに対応できないケースもありますが、3そう目があれば、そういうところの対応もできます。団体旅行とか教育旅行などにも3そうラインナップしていますよということで宣伝もしやすくなりますので、そういった形でキャパを増やしつつ、いろんなところに宣伝をしていって乗船客を増やしていければなと考えております。 121 ◯児嶋委員 ありがとうございました。  続きまして、同じく資料-2の4ページの大河ドラマ活用推進事業について、今回、予算額2,000万円でございますが、この使い道というか、内訳についてお聞かせください。 122 ◯福地観光MICE推進課長 補正予算額2,000万円の内訳ということでございますけれども、まず、この2,000万円については、静岡市大河ドラマ「どうする家康」活用推進協議会に対する負担金でございます。市から協議会のほうに負担金としてまず支出をいたします。協議会が静岡大学とか地域のブルワリーと組んでやっているプロジェクトに対してサポートしていくという形になります。協議会としましては、静岡大学の発酵とサステナブルな地域社会研究所という大学のプロジェクト組織があるのですけれども、そちらに、酵母の採取ですとか培養、醸造所への酵母の提供とか酵母の改良に係る取組を支援する経費として1,400万円を補助する予定となっております。それから、ビールのネーミングとか、販売戦略を作成したりブランディングをしていったりと、販売方法を検討したりというようなこと、それから、商品ができたときの宣伝PRなどプロモーションに係る経費を専門業者に委託するということで、そちらの経費を600万円見込んでおります。 123 ◯児嶋委員 ありがとうございます。  あと、ビールの販売場所について、先ほど大河ドラマ館とか、あとは醸造所みたいな話もありましたが、その他どういうところで考えているか、お聞かせください。 124 ◯福地観光MICE推進課長 販売場所ですけれども、すみません、先ほどと同じような感じになってしまいますが、基本的には、大河ドラマ館に併設する物販の施設。この先は、販売戦略を作る中でいろんな事業者さんと相談していくことになると思いますけれども、方向性としては、なるべく家康公とゆかりのあるような場所とか駿府楽市とかを中心に、そんなにたくさんの場所をスタート時に確保することはできないと思いますので、ある程度絞った形になるのかなと思っております。  それから、製造量によって大分変わってくるところはあると思うのですけれども、お土産として商品化しますので、ふるさと納税の返礼品なんかにもしていきたいなと考えております。 125 ◯児嶋委員 ありがとうございました。  続きまして、資料-2の5ページの宿泊施設等高付加価値化設備整備等助成について、交付先のところで、22施設、20事業者と書かれているのですけども、これはどのような施設なのか、事業者なのかを教えてください。 126 ◯福地観光MICE推進課長 基本的には、宿泊施設がほとんどになります。詳細としましては、静岡駅周辺にあるホテル等の宿泊施設が15施設です。それから、飲食店とか土産物屋、そういった観光施設が7施設となっております。 127 ◯児嶋委員 ありがとうございました。  最後になりますが、物品購入と書かれていますけれども、具体的にどのようなものがあるのか、聞かせてください。 128 ◯福地観光MICE推進課長 これは市の補助対象として支援していくものということで、購入を予定している物品等につきましては、するが企画観光局のほうで各事業者さんにヒアリングを行っております。その内容から、宿泊施設では、ベッドとか家具類の調度品の品質を上げていくとか、あとは、テレビ、トイレの温水便座などの購入を予定されているところが多いようでございます。それから、観光施設では、新たなサービスを提供するために必要になってくる厨房機器とか什器の購入を予定していると伺っていると聞いております。 129 ◯栗田委員 お堀の水辺(葵舟)活用事業、詳しく知らないので、ちょっと教えてもらいたいのですけれども、船頭さんはどういうシステムで何人いて、どんなふうになっているのですか。 130 ◯福地観光MICE推進課長 船頭さんにつきましては、補助先の運行事業者がTOKAIケーブルネットワークさんになりますけれども、そちらで募集して採用しているという形で、今、5人の方でローテーションを組んでやっていると聞いております。 131 ◯栗田委員 普通行くと、案内をしてくれるというか、船頭さんがいろいろ説明とかやってくれるのですか。その辺はどうなっているのですか。 132 ◯福地観光MICE推進課長 現在は、船頭さん自ら案内をしていただいております。音声ガイドがあって、タレントさんの声で案内してくれたりというのも運航事業者のほうで企画して用意してくれたりしていまして、今、そういうものを交ぜてサービスをしているというような状況です。 133 ◯栗田委員 とても雰囲気的にもいい感じで行けるんじゃないかと思っているんですよ。船頭さんもうまくガイドしてもらったり、たまには静岡の歌を歌ったり、そういうふうにして楽しませてくれるような、そんなことを僕らはやってほしいなと思いますけど。1,800円ですか、やっぱりそれぐらい取るわけだから、楽しい内容にしてもらえれば有り難いと思っていますけど、その辺も考えてもらいたい。  次に、今度の台風で、現在では別に異常はないですか。 134 ◯能口文化財課長 5月の大雨以降は被害がなかったんですが、今回の台風によりまして、新たに2か所崩落が発生しております。そちらにつきましては、暫定措置を講じまして、その後、国、それから所有者と協議を進めまして、修繕をしていきたいと考えております。 135 ◯平井委員長 ほかにないようですので、質疑を終わります。  次に、要望・意見、討論に移ります。  念のために申し上げますが、議案第112号中所管分は、昨日の経済局所管分も併せて討論をお願いいたします。  それでは、要望・意見、討論がありましたらお願いします。 136 ◯島委員 それでは、自民党です。議案第112号中所管分及び議案第131号の2件について、全ての議案に賛成いたします。  続いて、意見・要望です。  大河ドラマ活用推進事業についてでありますけれども、クラフトビールが伸びているというお話がありましたけれども、5か所のうち1か所は私の地元、用宗のみなと温泉の一角でもクラフトビールを作っていただいておりまして、7月に宿泊施設もオープンいたしまして、全国からクラフトビールのマニアが訪れる大変人気な場所になっております。クラフトビールというのはマニアに大変人気が高いということで、ぜひ家康公ビールをきっかけに、点と点だけではなくて、市内全域のビール工房を周遊していただきながら、飲んでしまえば帰れないので、ぜひ宿泊を伴うような観光につなげていただきたいなと思っております。  次に、宿泊施設等高付加価値化設備整備等助成についてでありますけれども、三保であったり用宗もしかり、中山間地エリアでも改修であったり撤去等で再活性化が図れる地域がたくさんあると思います。まちなかだけではなくて、ぜひ、するが企画観光局と連携しながら、行政が地域の相談窓口になって、全市的に観光地の再生につながるような支援をしていただければなと思います。ぜひよろしくお願いします。  それと、まちは劇場TRY’22開催事業負担金についてでありますけれども、大変多くの方からイベント開催の後押しをしてもらったということで、感謝のお言葉をいただいております。本当にありがとうございます。今回、目標を大きく超えて、春夏だけで289万人も来場されたということで、地域の経済にも貢献をしていると思っております。単発の大きなイベントもいいけれども、やはり一年を通じて継続して人が来てほしいよという声も聞こえますので、今回、効果的に開催されていると思いますので、単年度ではなく、ぜひ来年以降もそういった後押しをしていただけるように御尽力いただければなと思います。  そして、最後に、地域型宿泊誘客事業支援助成費についてでありますけれども、ぜひこういった取組で、たくさんの方に静岡に宿泊に来ていただきたいなと思うんですが、今回の台風の被害で、やはり葵区等の宿泊施設がかなり被害を受けているところも多くて、ちょっと事業の継続が難しいよというようなお話も聞いておりますので、ぜひこういった宿泊支援と合わせて、再度、そういったところの支援、補助金等も出して、もう一度何とか再生できるように、ぜひお力添えをいただければなと思います。 137 ◯児嶋委員 志政会といたしまして、今回の議案について、昨日分も含めて全て賛成とさせていただきます。  要望・意見といたしましては、まず、お堀の水辺(葵舟)活用事業について、今回、北門付近の係留場所を整備して、今後、この北門係留所を主な乗り場にするともお聞きしていますが、やはり観光客にとっては、歴史博物館からも見えて、駅からも比較的近い現在の東御門の乗り場のほうが使いやすいのかなと思います。やっぱり安全面などからは、団体客等は北門でもいいのですけれども、現在の東御門の乗り場も、3そうの船をうまく使い分けて、カップルとか家族連れなんかを対象に、東御門の係留所も活用していただきたいと思います。  それから、大河ドラマ活用推進事業については、個人的には非常にビールを楽しみにしておりますが、アルコールを飲めない方にとっては、それ以外の目玉商品も必要だなと思いますので、民間事業者の対応になるかとは思うのですけれども、魅力的な商品ラインナップというところも意識してもらえればと思います。また、このスケジュールを確認させてもらうと、10月が研究開始で、来年4月に醸造開始、5月に販売となっているのですけれども、これはかなりスケジュールがタイトかなと思っております。4月に醸造を開始するには、いつまでに酵母を決めるのかとか、それがうまくいかなかったときも考えて、スケジュール管理をしっかりしていただきたいと思います。
     それから、宿泊施設等高付加価値化設備整備等助成については、市としては、先ほど備品等の物品購入というお話等ありましたけども、それが事業者にも具体的にこんなふうにも使えるよとかというのも広く周知してもらって、市内に来られた、宿泊に来られた方が静岡の宿泊場所はいいなと思ってもらえるような整備を引き続きお願いしたいと思います。 138 ◯栗田委員 創生静岡です。議案全て賛成いたします。  昨日の経済局の中でも、貨物自動車の支援についても、やっぱり厳しいときでありますから、こういったもの、私はやっぱり支援していくというのは大事なことかなと思っておりますから、よろしくお願いいたします。  あと、今日の葵舟の関係も、ぜひ1つの話題として大変盛り上がるような、そんな感じでやっていただけたら有り難いと思っております。 139 ◯大石委員 公明党です。公明党は、議案第112号中所管分と議案第131号に賛成いたします。  意見・要望ですが、観光・MICE推進課ですけど、葵舟が試験的に行われている頃ですけれど、私も実はすごい興味があって、これはすごくいいことだなということで、琵琶湖の近江八幡の観光船、それは基本的には手で艪で漕ぐタイプで、直線だけ、結構距離が長いものですから電動のという、今、こちらで使っているような感じのエンジンでしたけれども、それとか、大阪城とかほかのお城のところの船を片っ端から乗ってきました。静岡はすごくいいなと思いますが、ただ、1つだけ、水がちょっと緑がかっているなと思うものですから、できましたら、お水の交換、新しいお水を入れてというので、もう少しきれいなお水にしたらよろしいかなというふうに、ちょっと1点だけそう思いました。  それから、大河ドラマ館の部分ですが、もしかしたらちょっと脱線するかもしれませんが、私はビール党だものですからビールは大変に楽しみなものですから、ぜひ推進をしていただきたいと思います。それと、もう1つ、市長にもちょっと立ち話でこれは要望させてもらって、笑って、一笑されたわけじゃないんですが、グランドオープンのときに、ぜひ松本潤さんを呼んでいただいてテープカットにと言ったら、あー、いいですねと。いいですねが、どこまで深く刺さったかどうかですが、ぜひお願いしたいなと思います。  余談ですけれども、10年ちょっと前に、私が議員になる前ですが、NEXCO中日本のパトロール隊にいました。ここの車両が黄色い塗色ですが、赤の回転灯で緊急自動車です。後ろは全部救助機材を積んでいる車ですが、コード・ブルーという東京のキー局のドラマが3シリーズまでいっていまして、第1シリーズの9話、10話という最終回というのが、実はオープンするちょっと前の瀬名のところの新東名を使って、NEXCOの全面協力で、実は5日間のロケがありました。この近くで、そのときの俳優さんたちがお泊りになっていらっしゃって、山下さんとか新垣さんとか戸田さんとか、その当時ですので、若いメンバーにあれですが、そういうところで、当時、静岡市は、商工会議所もそうですが、フィルムコミッション、こういったものがなかったと思います。結構極秘でやっていたのですが、エキストラの人たちも実際いらっしゃったのですが、その5日間のロケに、本物の職種というのは、俳優さんと撮影スタッフと、それとエキストラなんですが、実は職場のほうから私に行けと言われて、車両とともにその5日間に参加をさせていただいた、たった一人の本物だったんです。そのときは一般人ですので、こういうことが行われているよとか、後でもこうだったというのが出せなかったんですが、ものすごくいい思い出にしているものですから、今回の「どうする家康」というのを大々的にうまく戦略を取ってもらって、やっていただきたいなというふうに思いますので、そんな感じの要望をしたいと思います。  それと、地域型宿泊誘客事業支援費助成ですが、スピード感を持って進めていただきたいなという一言です。  それと、まちは劇場推進課ですが、各地で行われているフェスの人数、島委員じゃないですけれど、私も本当にすごいなと思いますので、ぜひスピード感と、それと、どこかで必ず静岡市の中でそういうふうなお祭りというかフェスを行っているというのを重ねて要望したいと思います。 140 ◯市川委員 議案第112号中所管分、そして第131号、いずれも賛成いたします。  要望ですけれども、葵舟に絡んでなんですけれども、お堀周辺の石垣が以前地震によって崩れたという事象がありました。樹木の研究者というかそういった方にちょっとお伺いしたのですけれども、お堀の周りの樹木は桜の木が多いようなんですけれども、成長に従って根が横に張るという木については、お堀の石垣を押す傾向にあるとも言われていまして、一たび地震が来れば、また、そういう現象が出ないとも限らないということで警鐘を鳴らしておられました。そうした意味で、木の成長を、うんと大きくなっていただきたいのはやまやまなんですけれども、上のほうを切るとか木の成長を抑えるとかというふうな形で、何か対策をしながら、観光船の安全を確保するということについても考慮していただきたいということを要望して終わります。 141 ◯平井委員長 ほかにないようですので、要望・意見、討論を終了し、採決を行います。  特に、反対の討論はありませんでしたので、議案第112号中所管分及び議案第131号を一括して簡易採決にてお諮りします。  議案第112号中所管分及び議案第131号は可決することに御異議ありませんか。             〔「異議なし」〕 142 ◯平井委員長 御異議なしと認め、議案第112号中所管分ほか1件は、可決すべきものと決定しました。  以上で議案審査を終了します。      ────────────────────────────── 143 ◯平井委員長 それでは、本日の日程は全て終了いたしました。  これをもちまして、観光文化経済委員会を散会いたします。                 午後2時45分散会      ────────────────────────────── 観光文化経済委員長  平井 正樹 Copyright © Shizuoka City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...